昭和の香り漂う木造の日本家屋、二階の回廊の窓から差し込む月明かりに照らされた妻の白い素肌。
結婚して30年、五十路夫婦となっても欠かさない営みのひととき。
並べて敷かれた布団、抱き寄せれば甘えたように俺の腕の中にもぐり込む妻。
相変わらず美しい、30年も一緒に暮らしているが、まだ見惚れている。
若い頃、「星野ひかる」という可愛いAV女優が好きで、理想だった。
彼女の出現は、AV女優がアイドル芸能人を超えたと思った。
活動は短かったので、瞬く間に表舞台から消えたが、そんな「星野ひかる」に似た女性が現れた。
それが後の妻で、もう、迷わず言い寄った。
まだ22歳の妻が、失恋したばかりだとも知らず、戸惑う妻に言い寄った。
その戸惑う表情も可愛くて、でも、答えをはぐらかされてしまった。
しかし、一月後、前向きな返事が返ってきた。
妻は、つい二か月前に彼氏と破局したことを告げた。
彼氏は大学生で、卒業と共に就職先へ旅立ち、泣いて別れたそうだ。
妻が初めて愛した男で、初めて男根を受け入れた男だそうだ。
俺は、嫉妬と共に妻を抱きしめ、妻を求めた。
妻は、その初々しい素肌を俺に委ねた。
32年前のゴールデンウィーク、俺は妻を初めて抱いた。
俺57歳、妻54歳、昨年、初孫が生まれた。
子供たちが巣立って、この広い日本家屋に夫婦二人、この夜は月明かりの中、妻を抱くために、障子をあけ放って営むため、外から見えない二階に布団を敷いた。
挿し込む月明かりに浮かぶ乳房を口に含み、舌先で撫でる。
妻の両足を割り、紫に色づいた女唇を舌で広げ、女蜜を味わう。
ほのかに香り立つ五十路女の艶かしさを漂わせ、色めき立つ肌が上気する。
悦楽の女蜜を滴らす女穴に、男根を挿し込む。
月明かりの中、恍惚の夢を恵む。
吸い尽くすような柔肌を味わいながら腰を振れば、乳房が揺れ彷徨う。
卑猥な音を立てながら、漂う濃厚な淫臭に噎せ返る。
美しい五十路妻が、月明かりの中、淫乱の舞を披露する。
肉の華を咲き散らし、男根を締め付ける。
女壷に男根の先を突き挿し、子種汁をまき散らす。
もう、孕むことのない女壷は、滴る子種汁を吸い尽くす。
五十路夫婦の愛の交合…