妻の優子が痴漢にあいましたでも優子は48歳です、まさかこの歳で痴漢に遭遇するとは思いもしませんでした。
友人等に言わせると奥さんは年齢より若いし色気も充分だと言いますお世辞半分でも嬉しい言葉です。
優子に言わせると買い物帰り車を駐車場に入れ両手に袋を下げて降りた時に後ろから胸を揉まれたらしいのです。
ブラウスの上からですが数十秒揉まれたらしいです。
私が誰か分かったかと言うと突然でビックリしてそんな余裕なんて無かったと言います。
昼の日中まさかおばさんを痴漢するとは女に相当飢えてると思いました。
痴漢されたのは胸だけで下半身は触られなかったらしいです。
それから数日後でした近所の付き合いのあるおばあちゃんが息子が車椅子を押して訪ねて来たのです。
この家族とは十何年の付き合いでおばあちゃんの実家からは時々野菜などが送られてきては我が家にもお裾分けを頂きました。
お話とはおばあちゃんが3か月ほどリハビリ施設へ行くそうで四十になる息子を預かってくれないかのお願いでした。
毎月の経費は払うそうです。
おばあちゃんに言わせると家事など何も出来ず今でも高齢のおあばちゃんが食事を作っているそうです。
私はよかったのですが優子がどう言うかが問題で明日返事しますと言って置きました。
我が家は子供二人は独り立ちし家を出ていますので空き部屋はあるんです。
二人が帰った後ででした優子が思いがけない事を言うのです。
あなたあの時の痴漢、今の息子さんよ間違いないわ。
エッどうしてわかるんだ。
靴よ偶然靴は見たの間違いないよ絶対今の息子よ。
私はまだ信じられませんでしたが息子さんは四十くらいで独身です、それに見るからに暗く女性には縁が無さそうです。
でも彼が痴漢かはまだはっきりしないので私は彼に会ってみる事にしたのです。