五十に手の届く夫婦です、この歳で思わぬ品で夫婦仲が復活した出来事です。
子供達はそれぞれ独立し夫婦二人だけの生活でしたが去年、嫁のご両親共に老人ホームへ入居されました。
嫁は女系ばかりで跡継ぎも無く家を処分する事にしたのです。
そこで手伝いに行くと懐かしい品々が出て途中で手を止める事ばかりでした、嫁の妹さん夫婦も手伝いに来ており姉妹で懐かしく見ていました。
そんな時でした嫁が、アラっヤダ~と言いながら私を呼ぶのです。
ねえ~怒らないでねと言いながら数冊のアルバムを私に見せるのです。
それは嫁が婚前付き合ってた元カレとの写真のアルバムだったのです。
もうこの歳です嫉妬も何もありません。
私が持って帰ろうよと言って車に乗せました。
嫁は処女では無く元カレの存在は知っていたので相手はどんな男か逆に興味があり帰ってからの楽しみだねと嫁に言うと、
意味深な笑みを浮かべていたのです。