つづき
いつの間にか、私の妻へのマッサージは、毎日の日課になっていました。初めは布団の上に座らせて肩や背中、腕を揉みといていましたが、ある時から、初めから布団の上にうつ伏せにして、マッサージをするようになっていました。そして15分か20分くらいたった頃、妻が眠気をもようしてきた頃、
「ありがとう、おやすみなさい。」それが、妻からのマッサージ終了の合図でした。私も就寝前のほど良い疲れが、熟睡につながっていたように思います。
でもその日、妻からの終了の合図がなかなかでませんでした。その日は、次の日が休みだったため、多少時間がかかってもいいと思い、いつも上半身で終わっていましたが、腰から下も揉みといてあげようと思っていました。
私が異変に気がついたのは、右足のマッサージが終わり、左足に移り、妻のふくらはぎあたりをまたいで、私の両手を輪のようにして、妻の太ももを膝裏あたりから上に向かって、10本の指で強弱をつけながら押し上げていたときでした。
妻の息づかいがいつもと違い、小刻みに、時々止まったりしていました。苦しそうな表情でした。もしかしたら感じているのでは?そのような思いが、ふと、私の脳裏をよぎりました。
私は、意識はしていませんでしたが、私の右手の人差し指が妻の股奥の最も敏感な部分に当たっていたのだと思います。
私は妻に、
「今日は、時間があるから、腰から下を重点的にするからね」と、言うと妻は
「ありがとう。お願いします。」私は妻に、
「ちょっと腰を上げてくれる、枕を入れるから」
私は、お尻を上げてもらい、妻の下腹あたりに隣の布団の私の枕を、差し入れました。上向きになったお尻を、私は重点的にマッサージをしていきます。太ももを両手で揉みときながら、股の付け根に達したとき、両手の親指で、妻の尻ほっぺを強弱をつけながら、バイブレーションしながら解きほぐします。その時、右手の人差し指で、妻のクリのあたりをこすりつけることも忘れませんでした。 私は、妻に
「素肌の上からマッサージしたほうが、血行が良くなるから、パジャマ脱ごうか?」というと、妻は
「え、ええ」と、短く応えました。
つづく