未だ湿り気の残る髪をとく妻。
「パジャマを脱いで裸になれ」
突然の私の言葉に一瞬、鏡の中の妻の表情が変わった。
鏡を、とき終えると妻は立ち上がり、私に背を向けパジャマを脱ぎ始める。
「俺の方を向くんだ」
妻は無表情のまま、パジャマを脱ぎ、下着に手を掛ける。
私が望んだ事とは云え、私や子供達が居ない時間に、この家で家庭教師の彼とセックスをした妻!彼と過ごした数時間を妻は、どの様に感じたのだろうか?
今までの妻は、セックスに関しては人並みに欲情もあり私が求めた時には、それなりに応じてくれて居た。
普段の生活からみて、それ以上の興味は示す事はなく、多分!私と一緒になってから一度も浮気や不倫をした事は無いはず!
その妻が、今日‥彼に肉体を許し彼の愛撫に身を委ねたかと思うと私は、やはり激しい嫉妬と異様な興奮を覚えてしまう。
全裸で私の前に立つ妻。
「今日お前の、この体に彼は触れて来たんだな?」
相変わらず無表情のまま妻は小さく頷く。
「お前も感じてしまったのか?」
唇を噛み俯く妻。
「今日の事は俺が望んだ事だから、嫉妬はするけど怒りはしないから正直に話すんだ」
妻の多少、垂れ気味の下腹部を撫でながら言う。
「はぁ~ぁ‥」
妻の下腹部がピクピクと蠢く。
「彼に初めて抱きつかれた時は、どうだった?」
「恥ずかしかった‥逃れようとも思った」
「でも逃げなかった」
「真面目で大人しい先生が、私を抱きすくめ夢中で‥そう思ったら逃げられなくなってしまったの‥」
妻は今日の事を思い浮かべて居るのか、表情が次第に刹那気に変わって行く。
下着に手を掛けられ引き下ろされる頃には、妻の股間も熱く潤い始めていたと話す。
「彼の物を最初に握った時は、どうだった」
「凄く硬くなり怖かった」
「それが何で怖かったんだ?」
「だって‥あんなに硬い物が入って来たら、どうなるのかと心配だったし‥!」
陰毛で覆われた股間に手を滑り込ませると、そこは既に蜜が溢れ始めている。
「あっ!あ‥アナタァ」
自ら下肢を揺らし始める妻。
「お前の、ここに入る前に咥えてやったのか?」
妻は咥えて無いと言う仕草で顔を振る。
「一回も咥えなかったのか?」
「浴室で‥先生に言われて‥」