「ダメ‥ダメ‥ダメ!先生が来たわ、お願い止めて」
「ほら!返事をしないと‥」
「お‥お願い手を離して」
二度目のチャイムが鳴る。
「あっ!ハァ~ィ」
震える声で妻は返事をした。
つま先で下着を踏みつけたままで、下着を履き戻す余裕もなく足首から離すと妻は狼狽え気味に玄関に向かう。
「こんばんは、どうもありがとうございます、宜しくお願いします」
玄関先で彼を迎える妻の声、直ぐに彼はリビングに入って来る、後ろに続く妻は緊張気味に体を小さく丸めている。
「やぁ、ご苦労様です、お願いします」
私はソファーに座り彼を見ながら言うのと同時に彼と視線を併せる、その視線をわざとに食卓の方に視線をずらして見る。
そこの床に脱がせたままの下着を置きっぱなしにしておいた。
彼は私の視線の先に気付いただろうか!
「失礼します」
彼は会釈をすると、トントンと階段を踏み二階に上がって行く。
立ち尽くす妻。
「どうだった、緊張したかな?」
「こんな事って!アナタは私を、どうしようって言うの?」
「ほら!こっちに来なさい」
私に促され、多少ヨロメクような足取りで近づく。
「あぁ、イャ~ぁ」
妻の内腿に手を這わせ奥へと伸ばして行くと、妻の溢れさせる蜜が内腿にまで垂れていた。
「玄関先で彼を迎えた時に彼の股間をみたかな?」
目を閉じ眉をひそめ、見てないと顔を振る。
「ほら!今二階にいる彼の若々しい物が、こんなに濡れているお前の中に入って来る事を想像してごらん」
言いながら、中指を妻の中に突き刺して行く。
「あ‥ぅぅっ!」
唇を自分の手で塞ぎ、くぐもった声を洩らす。
クチュ‥クチュ。
指が出入りする音がする。
「欲しく成ってるだろう?もう我慢出来ない程、入れて欲しいだろう」
「あぁ!アナタは私が先生に抱かれても良いって思ってるの‥?」
「お前さえ、その気なら‥」
「本気で、そんな事を考えてるの?」
「お前だって、こんなに濡らして、彼との事を想像したりしてるだろう?」
「アナタに同じ事を何度も繰り返すように言われたら‥それに、ずっと中途半端で放られたら‥」
「そのままの格好で二階にお茶を持って行っといで」
私が指を抜こうとすると、妻は指を追いかけるように下肢を、クッと押し出して来る。