半ば強引とも云える仕草で妻の携帯を奪う。見ないで!妻の震える声を他所に私は携帯を開く。
画像はメモリーカードの中に在った、彼に撮られたのか?私は震える声で妻に聞く。
妻は食卓の上に顔を埋め肩を震わせて居る。脱衣場だろう!バスタオルを抱え込むように前を隠し驚いた表情の妻の画像、続けて羞恥に満ちた微笑みを浮かべた妻の画像。
かっての妻は、こんな表情を私に対し浮かべた事はなかったような!私の嫉妬心は更に昂って行く。
私は画像を観ながら、ふっと気付いた、画像の日付がクリスマスの日とは違っている、日付は今年の1月3日になっている。
私は再び妻に問いただした、妻は今年に入って逢った事を認め、その時の画像だと言う。クリスマスの時以来、何度も誘われ最後は断り切れずに、その日に逢ったとの事。
それでも、その日が最後で、それからは逢っては居ないとも言う。何枚もの画像の後にムービーも在った。
男性の物が隆々と上を向き、男性の手が妻の手をそこに導く、硬いかな?男性の声が入っている、髪に隠れて妻の表情は良く見えないが握ったまま頷く仕草。
キスして!男性の声に促されるように顔を埋めて行く妻、ムービーは連続していた。
その間に妻は一度もカメラに顔は向ける事なく男性の物を含み続けていた。
携帯を見ながら再び妻を責めようとした時に子供が帰って来て、私達は慌てて携帯をしまい、何事もないように、その場を過ごした。