俺はA子の背中をキレイにふき取ると、倒れ込むようにベッドに横になった。
A子も横になったが、俺に背を向け、スマホでMとの会話を続けていた。
「、、、うん、Tはいったよ、、、ううん、中じゃないよ、背中、、、、、、ううん、わたしはいってないよ、、、、、、えっ、M君もいってないの?、、、わたしもM君といきたかったよ、、、、、、えっ、今から?、、、、、、それはダメ、無理、、、、、、話すだけ?、、、
、、、絶対エッチなことはダメだよ!、、、、、、うん、、、、わかった、、、、、、じゃぁね、、、」
彼女はスマホをきると振り向き俺を見た。
「ゴメン、先にいっちゃって、、、、俺、すごく興奮しちゃって、、、」
「ううん、いいの、Tがわたしで興奮してくれて、うれしい。」
A子はチュッと軽く口づけすると、濡れた瞳で俺を見つめた。
「ねぇ、M君がね、今からわたしと2人で話したいんだって、、、、」
「えっ、これから、、、」
「うん、大丈夫だよ、、、、絶対ヘンなことはしないって約束したから、話すだけだから、これから迎えに来るって、、、行っていいかな?、、、」
そんな約束守られるはずがない。そんなことはわかりきったことだ。
けれど、ここで俺が彼女を信じ切っている間抜けな彼氏を演じれば、俺の歪んだ願望が叶えられる。確実に。
「い、いいよ。行っておいで。俺、なんか疲れちゃつて、横になるわ、このまま寝ちゃうかも。」
「うん、わかった。休んでいていいよ。」
A子は出掛ける準備を始める。
「じゃぁ、行くね、ゆっくり休んでね。」
彼女は今度は俺と視線を合わせずにそう言うと部屋を出て行った。
30分後Mから電話があった。飛びつくように俺はでる。
「今、どこだ?」
「ラ、ブ、ホ」
「えっ、、、A子は?」
「今、シャワー浴びてる。」
「うっ、」
「A子ちゃんを迎えに行ってすぐベロチューしたら、ここじゃイヤと言うからラブホ直行だよ。部屋に入ったら、A子ちゃんからしがみついて来てベロチュー5分以上して、シャワー浴びたいって。」
「そ、そうか、、、、」
「しかし、A子ちゃんさ、まっ、顔はまあまあだけど、体は本当にスゲーよな。予想以上だぜ。ボン、キュッ、ボンで、たまらないよな。ところで、T、お前、ネトラレだろ?」
「、、、そ、それは、、、」
「任せろって、悪いようにはしないから。
そうだな、A子にわからないように、やってる時に電話で聞かせてやるよ。」
「、、、いいのか?」
「ああ、そのかわり、あの凄い体、たっぷり楽しませてもらう。あの女、いかせまくってやる。」
「乱暴なことはするなよ。」
「そんなことしねーよ。心配するなって。
じゃ、俺もA子ちゃんとシャワー浴びて来るわ。」
「うっ、、、お前、、、」
「ヘヘッ、A子ちゃんのデカパイ舐めて来るわ。電話待ってろよ。」
電話が切れた。奴は本当に下品な野郎だ。
でも、、、、。
ー続くー