前スレが一杯らしいです②
私44歳、妻(理恵)38歳。
息子12歳に、娘11歳になりました。
女性に無縁でした私は、30歳、婚活、半見合い婚でした。
近郊の漁村の、年に一、二度里帰りする、物理的に遠く無い妻の実家の村の地域で、「風習が・・」と思える、悪習の束縛が、妻の呟きから続いています。
「田舎で、ごめになるから・・。」
何の事だか?
「来年の春には、ちぎとをすることになる・・と思う・わ・。」
何を意味するのか?
「ねぇ?聞いてるの?」
深刻で、重要な事を言っているのは解りました。
妻の胸の内が解って来頃、未だにそんな事が・・と。
「ごめって?」
「うちの田舎の、昔からの習慣だから、断れないの。」
回答は、それがすべてかとは理解できました。
「うちの田舎は、昔から・」
そして、凌と言う名の青年が、私達のに絡んで来ました。
・妻の田舎の漁村では、神儀として、地区の童貞の筆おろしを、地区の選んだ女性が行う(ちぎと)。
・その神技を行う女性をごめ。(旦那さんを無くした未亡人を選んで行っていたことから、後家に由来して、ごめと呼ばれている)
・意味は三つ、元服、子孫繁栄、女体信仰(生娘と交わる前に露払い)からなる。
・昔は元服の時期14~16歳ころに合わせて行われていた。(現在は、近代化で、満18歳の次の春にらしい。