あれから数ヶ月が過ぎた。
家族仲は驚くほど順調だ。
子供達も難なく成長し進学している。
妻は結局のところ勤めていた介護施設を辞め、奥様先生の研究を手伝いながら、別の介護施設で再就職が決まった。
こんな時介護職は直ぐに仕事が見つかるので有利だ。
妻との性生活は順調だ。
妻は自分でコントロールして、SとMを使い分けられるようになったと、先生や奥様先生から聞かされていた。
奥様先生とはどんな間柄になっているのか、ジョン先生も妻によって調教されているのかはわからない。
ただ奥様先生からは非常に感謝されている。
『新しい職場はどう?大分慣れてきた?』
『そうね~。同じ介護でも施設によってやり方が結構違うところがあって、最初は戸惑ったけど今は前の施設のやり方なんかも情報提供して、いいとこ取りして行ってるから働きやすくなってきたかな。』
『そうか。良い意見は取り入れて働きやすい環境になって行くと、介護職員も人気職になるのにね。そう言えば今の職場の歓迎会って無いの?』
『無いよ。今の施設って出入りが多くってその度に歓迎会送別会ってしてたら毎月になっちゃうから。』
『そんなもんなんだ。俺なら飲み会増えてラッキーって感じだけど。』
『今では女性消防士もいるから飲み会も楽しいでしょ?』
『そんな事ないよ。宴会でコンパニオンとか呼べないし、ハメ外し過ぎたらセクハラになっちゃうし。』
『コンパニオン欲しいの?私が行こうか?奥様先生と一緒に(笑)』
『全員犬にする気でしょう(笑)。多頭飼いはダメですよ。』
『消防士並べてチンチンさせるの面白いと思ったんだけどな~』
晩酌時にこんな雑談も出来る様になってきた。