不倫が始まり1年
彼女の様子が何か違う...
僕は38歳彼女は29歳
出会いは僕が介護の資格を取る為に研修で
訪れた施設で。
僕は、書籍の表紙などをデザインする装丁の仕事を自宅でしています。
仕事柄、昼間の時間帯は融通が効くので未来を見据えて資格だけでもと思い研修に通っていた。
研修の中で行われる実習授業で訪れた施設の教育係を担当していたのが彼女だった。
彼女はとても愛想がよく何もわからない僕にとても親切で丁寧に接してくれた。
飛び切りの美女ではないが小柄で気立ての良い可愛い子だった。
研修は朝から居室の清掃やリネン交換をしてあっという間に昼食
彼女が優しく手早く利用者に食事介助していく様に見とれてしまう程、見事たっだ。
午後は、比較的ゆっくりとした時間が流れオヤツの介助で研修は終わり。
最後に1日の内容を纏めた記録を彼女に提出する。
僕は、彼女の事がとても気になるようになっていた。
意を決して記録用紙と別にLINE IDを書いたメモを手渡した。
今日の1日では、わからない事が多く不安なので改めて質問などをしたい。
そうメモに記し手渡した。
彼女は一瞬驚いた表情だったが周りに同僚がいたので、すぐにメモを他の書類に挟み記録用紙に目を移した。
こうして研修が終わり自宅で本業に戻ろうとした時に彼女からLINEが。
「1日お疲れ様でした。私で良ければ何でも聞いてください。わかる範囲でお答えします!」
という内容が書かれていた。
僕は普段、女性とLINE交換などした事はなく妻以外の女性と仕事以外で話すのは久しぶりで舞い上がっていた。
数日の間LINEでやり取りをし何とか食事に誘い、その後数回でSEXした。
彼女は、恥ずかしがって明るい所では嫌がりフェラしているのも見られたくないと布団を被って不器用にしてくれた。
僕の妻は、看護師で昼間仕事をしている。
装丁の仕事は収入に波があり妻の安定収入は経済的にも精神的にも必要不可欠だった。
そんな妻の留守の間、僕は彼女の夜勤明けと休みを罪悪感を持って心待ちにした。
彼女との逢瀬は週一程度で多くて二回。
午前中から彼女のアパートへ行き身体を合わせランチをして買い物や散歩してまた次回。
真面目な妻に申し訳ないと思いつつ彼女と会う時の胸の高鳴りと男であるという充実感から、僕はどっぷりハマっていった。
そんな不倫生活が丁度1年経過した頃
いつものようにアパートへ行き彼女を抱いたのだが
何か違う。
彼女から感じ取る違和感。
一週間ぶりに抱いた彼女の感じかたが
どこか演技しているかのような心が籠らない喘ぎ方。
その違和感は次の週にも感じられ僕は疑念を持った。
疑念を晴らすべくまず取った行動は部屋の合鍵!
アパートの鍵はカードタイプなので合鍵を作るのは困難。
そこで契約時に必ず鍵は2つもらうはずだと考え、契約時の書類を探しその中にあるスペアキーをゲット。
彼女の留守中にカメラをセットした。
カメラは全部で3台
自分の自宅でwifiを通じリアルタイムに見られるようにした。
学生の頃にやった電気工事のアルバイトが役にたった。
犯罪まがいの行為に自分が自分じゃないような気さえした。
しかし違和感の原因を知りたい一心だった。
その日は早番だった彼女が帰宅したのは午後4時。
偶然を装い僕から電話してその様子もタブレットで見ながらお互いの気持ちを言い合う会話。
この異常性にバレないかというドキドキも相まって緊張し手汗が止まらなかった。
電話を切り彼女は風呂に入ったようだ。
風呂にカメラを追加することを決め携帯でカメラを追加注文した時に入浴を終えた彼女の携帯が鳴った。