結婚以来どちらかと言えば受け身だった妻も、40歳を過ぎると結構積極的になりだした。
若い頃は華奢だった身体も年々ボリュームアップし、Dカップのブラも窮屈そうに見え始めた。
妻に内緒で『ヌーブラ』を購入し、夜の間付けさせてみた。
近年垂れ始めた乳房であったが、装着させると何となくセクシーに見えた。
幼さが残る顔立ちとのギャップに思わずムラムラしてしまった。
妻の感想も、肩に負担がなくて楽になったと言っていたので、直ぐに5つほど注文をした。
日常的に使用し始めたものの、専業主婦のため服装は地味な物ばかり。
通販で胸元を強調している服を数点購入してみた。
無地で地味な感じだが、案の定胸元が良く見え、妻の好みの色にしたためか、自分の下心は妻に悟られてはいなかった。
妻と街を歩くと、これまでは通行人からスルーされていた妻をチラ見する男が一気に増えた。
若い頃と違って、中年の域に達した妻が男の視線を集め出し、誇らしくもあったが、同時に性にどん欲になった妻の変化を確かめたくなった。
ローターやバイブを購入してからの妻は夜な夜な求めてくる頻度が低くなっていた。日中自分で欲求を解消しているものと思われる。
とある週末の朝、仕事帰りに待ち合わせをして外食する約束を交わした。
久し振りの約束に妻は満面に笑みを浮かべた。
待ち合わせの時刻が近付き、社用車で待ち合わせ場所付近に近付いた。
妻は既に到着済み。スマホを操作している姿が見えた。
助手席には部下を乗せていた。独身で、童貞の噂もある生真面目な男だった。
部下には予め妻とは伝えず、「人妻をナンパしろ」と指示していた。
ポツンと佇んでいる妻を指さし、「あの女を落としてこい」と命じた。
部下は降りた。
すかさず妻に電話をかけ、急用で待ち合わせに間に合わないと伝えた。
何時間かかるかわからないが、終わり次第連絡すると伝えて電話を切った。
通話を終えた妻に部下が近付いた。
さわやかな笑顔を見せる部か。困惑している妻。
5~10分は経過したと思う。部下が歩き出し、戸惑いながら妻が後に続いて歩きだした。
やがて2人は雑踏の中に消えて行った。
見届けた自分は車を発進し、会社へと戻った。
全や妻のバッグにGPS発信機を忍ばせていた。スマホを開き、妻の居場所へ直行した。
待ち合わせ場所から割りと近い建物の前に導かれた。
ラブホの真ん前だった。
部下にLineを送り、数枚の写真と動画を撮れと記した。
部下に電話をかけた。中々でなかったが、暫くして繋がった。
電話越しに微かに女性の喘ぎ声が聞こえた。
今すぐLineを読めとだけ伝えて切った。
待ち合わせ場所に移動すると近くにカフェを見つけた。
コーヒー1杯飲み干したところで妻に電話をした。
物凄く息遣いが荒かった妻だった。
仕事が終わった事を伝え、どこに居るのか尋ねるとブラブラ散策していると言われた。
カフェで待っているとだけ伝え、「じゃあね」と言って無言になった。
電話が切れたと思った妻だった。
「今からさっきの場所に行かなければならなくなったの。早く終わらせて。」
妻の声が聞こえたと思ったら、妻は激しく喘ぎだした。
「あ~~~!」と部下の声が聞こえると何度も「イクッ」と妻が連呼した。
静かになった所で通話を切った。
30分後に妻が現われた。