自分の初体験の相手は同じ職場の先輩未亡人・亜矢子だった
高卒新規入社した職場で行われた忘年会で不覚にも意識を失い自分は独身寮住まいだったが同じ敷地の家族寮に住む亜矢子が一晩自宅で介抱してくれた翌日だった
一人娘の朱音が小学校に登校した後に起こされた
二日酔いで朦朧として中々起き上がれないでいた
『ここはどこ?聞き覚え有るけど誰の声?』思考回路がフリーズしていた自分には状況が掴めていなかった
突然だった自分の布団に亜矢子は潜り込んで来た
横向きに寝ていた背後からの侵入に驚いて固まった
「暖かいねお布団」
耳元で囁かれているとすかさず全身を弄られた
自分は全裸で寝かされていた
中途半端に朝勃ちしていたペニスを握られると優しく扱かれ
「若いと元気ね」
囁くなり亜矢子は布団の中で移動し口いっぱいに頬張ってくれた
事態が掴めないままにエロモードに導かれビンビンになっていると亜矢子は布団の中で再び移動し自分の上に重なるとペニスは温もりの中に収められた
亜矢子は布団を撥ね退け上体を上げると懸命に腰を動かして不思議な声を発し続けた
一分足らずでイってしまった
「あぁん早すぎよヤスシ君」
亜矢子が顔を近付け呟いてキスをして来た
初めて相手が亜矢子と認識できたが事態はつかめないまま午前中だけで4~5回は求められた
亜矢子は16歳年上交通事故でご主人を失い身代わり採用で同じ職場に在籍していた
仕事中は全く目立たない存在の地味な雰囲気の人だったが既婚男性先輩社員の何人かは亜矢子と肉体関係があった様で妙な噂は耳に入っていた
それ以降は最低でも週一は亜矢子の家を訪ねる様になり5年生だった朱音も慕ってくれるのに時間はいらなかった
そんな関係は自分が地方転勤をさせられるまで2年近く続いたが転勤後は段々と電話の感覚も長くなり1年半で連絡も途絶えた
転勤先で自分に彼女ができたのが原因だったと思う
自分はその後仕事で大きなミスを犯し会社を辞め彼女とも別れて地元に帰り父親が務めていた小さな会社に潜り込ませてもらっていた
小さな会社も軌道に乗り東京に支店を出す事になり自分もオープニングメンバーに選ばれ再び東京生活が始まった
ある日小洒落たバーで飲んでいるとカウンターで飲んでいた単独の派手な女性客が隣に移り話しかけられた
話しの流れからその女性が亜矢子の娘・朱音と判った
地味な亜矢子からは想像もつかない服装だった
朱音は自分が若い頃亜矢子とデキていた事を幼い乍らに気付いていた
それを承知の上でホテル街への誘いに乗ってくれた
10年振りに会った朱音はスッカリ大人になっていた
既に朱音は男を知っていた
張りのある肌は嘗ての亜矢子とは全然違っていたが大きな胸と尻は亜矢子以上に成熟しかけていた
亜矢子に教えられたテクニックの全てを朱音にぶつけると朱音は何度も自分の中でイッた
1年ほど経過した頃朱音からプロポーズをされた
幼い頃の初恋の相手が自分だったらしい
正式な挨拶をするために久しぶりに社宅に住む亜矢子を訪ねた
五十路に手が届く亜矢子は相変わらず地味ないでたちであった
朱音から『彼氏を紹介したい』とだけ伝えられていた亜矢子は中年の域に達していた自分に驚き母娘共に関係を持った自分に憤り全開で対応された
勿論結婚には反対された
それから半年以上朱音は亜矢子を説得し続け朱音の熱意に亜矢子も軟化の姿勢を見せ始めた
自分に対しての憎悪は拭えていなかった
何かに付けて叱責された
朱音の居ない所で理不尽な事も言われ続けた
自分の中にも亜矢子に対して憎悪の念が芽生えスクスクと成長していた
職場の気心の知れた数人に相談し計画を立て実行に移す事とした