ちょっと長くなりますが、僕の話を聞いて下さい。
僕(大塚洋)は38歳の会社員、妻(美咲)は32歳の専業主婦。子どもはまだいません。
妻の美咲は結婚する前は僕と同じ会社の受付嬢として働いていました。
受付を任されるだけあり、色白でスタイルもよく、周りの人には僕にはもったいと言われるくらいの自慢の妻です。
それに対して僕はといえば、特にこれといった特徴もなく、ただ毎日会社と自宅を往復する平凡なサラリーマンです。
そんな平凡な僕の密かな楽しみは、妻を他人に自慢してドキドキするのを味わうことです。
本当は僕もみなさんが体験されているような本格的な”寝取られ”が実現できたら・・・・・・と思うのですが、小心者の僕にはそんな勇気はなく、時々、知り合いを家に招いては妻にちょっぴりセクシーな格好をさせて相手の反応や妻が恥ずかしがる姿を楽しむ程度の、言ってみれば”家庭内露出”のヘタレな男でした。
ということで、その週末も新たな知り合いを招待して、また地味に家庭内露出を楽しむ予定でした。
「今週末、また知り合いが来るからご飯用意してくれる?」
「え、別にいいけど、でも・・・・・・」
「でも、なに?」
「また、エッチなかっこしろって言うんでしょ?!」
「当ったりー!」
「やっぱり・・・・・・」
「いいじゃん。美咲だってドキドキするって言ってたじゃん」
「そりゃ~するに決まってるよ。この前の人だって絶対に変に思ってたと思うよ」
「この前の人?あ~中村さんのこと?」
妻が前回のことを思い出して顔を赤らめながら話しを続けました。
「だって、あんな薄いブラウスでボタンを二つも開けて、しかもノーブラでお酌したら相手の人だって気づくでしょ?!」
「それがいいんだよ。美咲だってあの後、エッチしたらすっごい濡れ濡れだったじゃん」
「それはそうだよ。私だってすっごいドキドキしたんだから・・・・・・」
「だったら、いいじゃん!俺もドキドキ、美咲もドキドキ、お客さんもドキドキして、みんなドキドキで最高じゃん!」
「もう~~!本当にヒロ君って変態だよね!」
「そうです。私は変態です!美咲が恥ずかしがっている姿を見ると興奮するのです!」
僕があっけらかんと笑いながら言うと、妻もなかば呆れ顔をして言いました。
「あのね、自分の奥さんのエッチな姿を他の男の人に見せて喜ぶ人なんている??」
「はい。ここにいまーーす!」
「も~~~しらない」
「だって、仕方ないじゃん興奮するんだもん」
「・・・・・・まぁ、仕方ないのか。そんな変態なヒロ君のことを愛してしまった私が悪いのね」
「そういうこと!!ということで、今週末ももよろしくね!」
「はい、はい」
そんなやり取りをしている間も、僕は週末のことを想像してドキドキしていました。
というのも、今回招待するのは取引先の飲み会でたまたま知り合った体育会系のイケメンな若者で(これまでは美咲よりも歳上の人が多かったです。)、美咲がどんな反応をするのか楽しみで、いつになく興奮してしまいました。
そして、その週末。
その若者から最寄り駅に着いたと連絡があったので僕は駅まで迎えに行くことにしました。
「じゃあ、ちょっと駅まで迎えに行ってくるよ」
「は~い。気をつけてね」
エプロン姿の美咲は料理の手をとめ、玄関まで出てくると言いました。
「ねぇ、この格好で大丈夫?」
美咲はエプロンの胸のあたりを引っ張って下に着ている自分の服装を覗き込むようにして聞きました。
その時の美咲の格好は夏らしく、柔らかいTシャツ地でできたグレーのワンピース(マキシワンピというやつ)で、体のラインはもとより下着のラインもハッキリと分かる僕のお気に入りのセクシーな服だったので、
「うん。いいと思うよ。ところでブラジャーは?」
「え?ブラジャーつけててもいいの?!」
美咲が僕をからかうように言うので、僕が「ダメーー!」と手でバッテンをして言うと「ベーーーーだ!」と眉間にシワを作りながら美咲が笑いました。
それから数分後、僕は駅に着くとその若者(柴田くん)と合流し、さっそく家に向かいました。
飲み会の時もイケメンだとは思いましたが、白のパンツとブランド物のポロシャツをお洒落に着こなす姿は男の自分でも見とれるくらいかっこよく、美咲の反応がまたまた楽しみになってしまいました。
そして、家に着くとさっそく美咲が出迎えてくれました。
「ただいまーー」
「おかえりなさ~い」
「こちらは、取引先の柴田くん」
「・・・・・・あっ、い、いつも主人がお世話になっております。か、家内の美咲です」
イケメンの柴田くんを見てビックリしたのか、あきらかにこれまでとは違い緊張気味に妻が挨拶をしました。
「い、いえ、こちらこそお世話になっております。柴田です。今日はどうもお招きいただき・・・・・・」
柴田くんも僕の自慢の妻の姿を見て緊張したのか、こちらもぎこちない挨拶をするので、僕は
「まぁ、まぁ、とりあえず上がって上がって」と、柴田くんを家に招き入れました。
その後、しばらくすると妻が料理を運んできました。
その時点ではまだエプロンをつけていたので特にセクシーな感じはしませんでしたが、妻の様子がいつになく固いというか、間違いなく柴田くんを意識しているのが判りました。
(まぁ酒が入ったら、いつもの調子に戻るだろう・・・・・・)と、とりあえず乾杯をすることにしました。
「美咲、じゃあ準備もできたし、エプロンとって乾杯しようか!」(これがいつもの露出開始の合図です)
「は、はい。ちょっと待って・・・・・・」
しばらく経ってもキッチンから出てこないので僕は様子を見に行くと、美咲はエプロンを持ったままウロウロしていました。
「どうしたの?柴田くん待ってるよ」
「だって・・・・・・」
「だって、どうしたの?」
「きょ、今日はちょっとやめにしない?」
「どうして?」
「だって・・・・・・」
「もしかして、柴田くんが若くてイケメンだから?あれ?意識してるの?(笑」
「そんなことないけど・・・・・・やっぱ、恥ずかしいよ」
「だから、いいんじゃない。さぁ、さぁ、行こう行こう」
僕はなかば強引に美咲からエプロンを取り上げると、美咲の背後から両肩を掴んでわざと胸を張らせるようにしてキッチンを出ました。
リビングに入り、柴田くんが待っているテーブルに向かう途中、美咲は自分がノーブラであることが柴田くんにバレないようにと、少し前かがみになり、胸元を手で隠しながらゆっくりと歩きました。
そんないつも以上に恥ずかしがっている妻の仕草が新鮮で僕はニヤけてしまい、もっと意地悪したくなってしまいました。
「じゃあ、とりあえず乾杯ーー!」
テーブルのこちら側に僕と妻、反対側に柴田くんが座り、三人でビールの入ったグラスを持って手を伸ばしたとき、柴田くんが一瞬、妻の胸元に目をやったのが分かりました。その瞬間、柴田くんの目はパッとあきらかに大きくなり驚いた顔をしました。
なので、僕もさり気なく隣に座っている妻の胸元に目をやると、綺麗なお椀型に膨らんだグレーの布のてっぺんに二つのポッチがくっきりと浮かんでいるのが分かり、なんだか急にドキドキしてきて股間が固くなっているのが分かりました。
それから、ビールを数本開けた頃、やっと緊張がほぐれ和気あいあいと会話がはずみだしたので、僕は柴田くんに聞きました。
「あれ?柴田くんは、まだ独身だったよね?」
「はい」
「彼女とかは?」
「二ヶ月くらい前に別れました。っていうか、彼女がいたら今頃デートしてますよ!(笑」
「そりゃ、そうだよな。今日は無理に誘って悪かったね」
「そんなことないですよ。こんな綺麗な奥さんにお会いできて光栄です!」
柴田くんがウソか本当か妻のことを満面の笑みで見つめながら、そう言うと妻も少し照れながら返しました。
「またまた柴田さんったら、冗談ばっかり(笑」
「冗談なんかじゃないですよ!本気ですよ」
「だって、私もう30過ぎですよ」
「え~??ホントですか?全然見えないですよ。僕より年下なのかと思いました」
「え?柴田さんはおいくつなんですか?」
「29です。来年30です」
「そうか、じゃあ私の二つ下ですね」
「そうですね。奥さんが中3だった時、僕は中1で。奥さんが高3だった時、僕は高1で。二つ上の先輩って僕の永遠の憧れなんですよね~」
「またまた上手いこと言って。柴田さんって面白い。ははは(笑」
さすが体育会系ののりというか、柴田くんの面白いトークで大分和んできました。
妻も大分お酒がまわってきたのか、さっきまで胸をガードしていた手も緩み、ノーブラであることも忘れているように普通に飲んだり食べたりおしゃべりしていました。
その頃、柴田くんも、はじめはチラ見だったのがじ~っと妻の胸をガン見するようになっていました。
それもそのはず、妻がテーブルに両肘をついてお酒を飲むと胸元がダランとゆるみ白い胸の谷間の三分の二くらいが見えて、もう少しで乳首まで見えそうになっていたからです。
ちなみに、隣に座っている僕の位置からはワンピースのノースリーブの脇の下の隙間から横乳はもちろんピンクの可愛い乳首までも丸見えでした。
その僕の自慢の乳首を見ながら、さらなるドキドキに向けて、いつものように妻に言いました。
「ほら、もうそろそろビールじゃなくて、他の飲み物が良いんじゃない?柴田くんに作って上げてよ」
妻はちょっとはにかむような目で僕を睨むと、ニヤッと笑って立ち上がりながら柴田くんに聞きました。
「柴田さんは、何が良いですか?ワイン?それとも焼酎?」
「あっじゃあ、焼酎でお願いします」
「は~い。じゃあ焼酎ね」
妻はそういうと柴田くんの隣の席に座り焼酎のグラスに氷を入れ始めました。
そして、焼酎を注ぐと「ロック?それとも水割り?」と聞きながら柴田くんの顔を見つめました。
「あっ、水割りでおねがいします」
「はい。じゃあ水割りで・・・・・・」
妻はそういうとグラスに水を注いてマドラーで氷をくるくるとかき混ぜはじめました。
その時・・・・・・隣に座っている柴田くんの目が、僕がさっき見ていたのと同じ角度から、妻のノースリーブの脇の下の隙間を覗いています。
こういうのをガン見のお手本と言っても過言ではないくらい、柴田くんは目を点にしてじっと妻の横乳を見つめていました。
それに気づいているのかいないのか、妻は水割りを混ぜ終えて、それを柴田くんに渡しました。
「はい。どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
柴田くんは興奮のあまり、渡された焼酎をほとんど一気に飲み干すと
「ふぅ~~~!奥さんの作ってくれた焼酎は最高に美味いっす!」と大げさに笑顔で言いました。
「そうですか、ありがとうございます。じゃあ、もっと氷を取ってきますね」
妻がキッチンに向かうと、柴田くんが僕に小さな声でささやくように言いました。
「ほ、本当に綺麗な奥さんですね」
「そう?」
「めっちゃ綺麗ですよ。おまけにセクシーだし」
「そう?そんなにセクシーかな~?」
僕は動揺をさとられないよう何気なくそう聞くと、続けて柴田くんが続けました。
「めっちゃセクシーですよ。俺、会ったときから心臓バクバクしてますもん」
「それはちょっと言いすぎでしょ(笑」
「ちなみに、奥さんはいつもあんな格好されてるんですか?」
「あんな格好って?ああ、家の中ではいつもあんな感じだけど、どうして?」
「だ、だって、奥さん、ブ、ブラジャーされてませんよね。正直、目のやり場に・・・・・・」
「あぁノーブラのこと?あれ、もしかしてオッパイも見えちゃった?」
「い、いや、、ちょっとだけ、、す、すみません!」
僕の心臓はバクバクしていました。でも、それを悟られないように
「いいよ、いいよ。謝らなくたって、見られたって減るもんじゃないんだから」
「はぁ、でも・・・・・・」
「あぁ、だから美咲のこと綺麗だとか、セクシーだとかって言ってくれてたんだ」
「・・・・・・それだけじゃないですよ。こんなこと言ったらまた叱られるかもしれませんが、奥さん僕の超ぅ~タイプです。ドストライクです。僕もあんな人と結婚したいくらいですよ」
「そうなの?柴田くんって、美咲みたいのがタイプなんだ?」
「はい。色白で、スレンダーで、可愛くて・・・・・・。もう最高っす。本気で羨ましいっす」
「そんな風に褒められたら、もっとサービスしなくっちゃね(笑」
「サービス・・・・・・ですか?」
「柴田くん、もっとセクシーな美咲を見てみたい?」
僕はいったい何を言ってるんだろう???
一瞬、僕が何を言ってるのか理解できなかった柴田くんは、僕の目を見てポカンと口を開けたままでしたが、そこは体育会系の若者、次の瞬間、「ぜひ!」とニヤケ顔をして言いました。
僕は今まで経験したこの無かったこの展開に、その時はその後どうなるかなど全く想像もできませんでした。
でも、今までに感じたことのないような興奮に心臓はドキドキ、股間はギンギンになっていたのも事実です。
まさに、踏み越えてはいけない一線を踏み越えてしまった瞬間でした。