その夜。
朋美からの電話。
朋美「あんた、最低ね。ちょっと逢わないからって中絶のことを両親に言うなんて。どうかしているわ。中絶だってあなたのためじゃない!」
T「どうかしているのは朋美だ。それに中絶の書類を届けさせたのは西岡だ。」
朋美「バカ言わないで西岡さんはそんな人じゃない」
T「そうか俺よりあいつを選ぶんだな。」
朋美「ちょっと待ってよ、T君、仲直りしようよ。西岡さんはただのいい人だ
よ、幼馴染で恋人のあなたとは違うのよ?これからそっち行くから、朝まで愛し合おうよね?ね?二回目まだしてないじゃん。」
T「ふふ、そうだ、俺に合宿のお土産があるんだったよな?」
朋美「え?あ・・そんなのないよ、私の愛がお土産でしょう?」
T「ないのか?ま、いいさ。俺は土産があるから、これからさ、お土産データ送るからさじっくり見て、それでもメイクラブしたいなら電話くれ。」
私は妊娠診断書が訂正されているが、医師は訂正していないことのまとめ、私と朋美が初体験した2時間後にマンコに西岡の性器を咥え込む朋美のピース写真、乱交しているビデオに入っていた鈴木と田中が話している、孕ませ男の罪を俺に擦り付ける相談録音を送った。
30分後、電話がなる。
私は急に怖気付き、ああ、出ないよ。出るわけがなかった。やり過ぎだ。初めは朋美が悪いわけじゃなかった。レイプされたんだよな。
たかがセックスじゃないか。他人との。俺と朋美の大切な縁や絆を俺は自分から捨てたんだよな。俺はなんてことを・・・
メールが入る。
「ごめんなさい。ごめんなさい。いやだよ。嫌だよ。別れたくないよ、許してお願い。大好きなの。」
俺の返信
「無理。」
次の日、西岡と朋美は消えた。ヤリサー事件で他校の生徒を強姦したとかで、鈴木と田中が逮捕されたけど、俺にはどうでもいい事。
警察が朋美と西岡の居場所を聞きに来たが知るはずもない。二人が主犯と確定
されたらしい。
今で言うヤリサーの集団暴行事件もオンナがセックスの虜になり、いとも簡単に獣になってしまう。
嵌める男が悪いのか、快楽に勝てない女が悪いのか。
その後、
私はといえば大学受験は辞めてデザインを勉強して、朋美のお父さんの事務所で働くことになり、実力社会の厳しさを知る。がこれがなかなか面白い。
朋美のお父さんとは心の傷をなめ合い、意気投合、一人娘が失踪した今は私に養子にならないかとすら言ってくれる。素晴らしい尊敬できる大人だった。
仕事ができるようになると不思議と女が寄ってくる。
でもね。朋美みたいに幼馴染でいつも私に適切な対応ができる女はいない。
つい査定にかけて放棄しちゃうんですよね。
セックスも。
凄く情けないんだけど朋美の肌が、日焼けしたカラダに白く浮く乳房、性器
がまだ私のチンポを咥えて居る。射精の感覚。何度オナニーして反復している
か解らない。
ほかのオンナで勃たないんです(笑)
一生、セックスできず、悶々とする出来損ないです。