そんな中,愛莉に部屋番号を聞かれた俺は,
「ファンタジア・スイート」と軽く言ってのけると,愛莉も軽く聞き流したみたいに、
「うん,ファンタジア・スイートだって...エッ、スイート??」と,やっと気付き驚いている愛莉。
「ホラ,携帯,携帯」 呆ッ気に取られたままの愛莉は,やっとの思いで電話を終えて、
「さっきファンタジア・スイートって聞こえたけど,ソコってナニ?」と聞いて来たので,
「何って,今夜泊まる部屋だよ」 「今夜泊まる部屋だよって、そんな部屋急に予約なんか・・・
あ~始めからお泊りする気だったのね。んも~飯村さんたら,見かけに依らずHなんだらぁ」
「あっ今頃気付いた?でもさっき,ちゃんと聞いたよ『どうする?』って。それより,さっき話してた
痲莉ちゃんて誰?」 「ヘヘーッ,それはヒ・ミ・ツ,来てからのお楽しみ。それより早朝から運転
と愛莉に引っ張り回されて疲れたでしょ。少し横になったら、後で特別マッサージしてあげる」
と言うので少し横になると,欝ら欝らした様だ。ドアチャイムが鳴り,愛莉を呼んだが,返事無く
開けると,愛莉?が立っていた。「何だよ、チャイムなんか鳴らさずに入ってくればいいのに」と
言ったが,彼女は首を横に傾け『エッ』という表情を見せながら,ニコニコして動こうとしない。
「悪戯は止せ。さっきの仕返しのつもりか?」 一寸怒った口調で言っても中に入ろうとしない。
よく見れば,愛莉に似てるが一寸感じが違うし,さっき着てた服とも若干違ってるし???
「あ~ヤッパ騙された~。紹介するわ,双子の姉の痲莉、姉さんにも紹介するわね,今度一緒
になる飯村さん」 「初めまして痲莉です,何時も愛莉が御世話になってます。貴方の事は妹
からイヤという程聞かされてます」 『今度一緒になるって? イヤという程ってどれ位?』と俺は
そう心の中で思いながら,何時もの癖で彼女をジックリ嘗め回す様に観察した。
美人でお嬢様育ちの様な上品な顔立ち,思わず悪戯したくなる程小柄でかなりスレンダーな
少女の様な躰,可愛い感じで服装も普通の主婦とはどことなく違うし,白のブラウスの上から
薄らブラのカップとそのの下に隠れた貧乳が見え,小さくて可愛い小振りの尻に,面食いな
俺の美人レーダーがピーンと勃った。愛莉が言うには,この近くに住んでいると言う。何でも
デキちゃった結婚,旦那は仕事人間で彼女は寂しい思いをしてると言う。そんな彼女が
「愛莉の言う様に,優しそうで感じの好い人みたいね。イイなあ、愛莉が羨ましい」と言うと,
「へへーっ,言ってた通りでしょ。何ならお姉ちゃんに半分あげてもいいよ」と愛莉が言う。
「えっホントに、嬉しいけど,今は気持ちだけ受け取っておくわ。邪魔しちゃ悪いから,今日は
これで帰るわね。じゃ飯村さん愛莉の事宣しく御願いします」と頭を下げて帰っていった。
「お姉ちゃ~ん,今言った事マジで考えといてね」と愛莉が呼び掛けると,彼女は向こうを
向いたまま片手を振って応えた。