来年古希を迎える、69歳のジジイです。
大学生だった18歳から、第二の職場を終えた65歳まで47年間、東京に居りました。
65歳で東京を離れ、東北にある生まれ育った地方都市に帰ってきました。
妻は、戻ってきた長男一家とおつ強郊外に建てた家で暮らしています。
離婚はしてませんが、別居してすぐ、コロナ禍に陥り長いこと会ってません。
故里は、だいぶ変わりました。
私が子供の頃は、東北新幹線も開通してなくて、でも、路面電車が走っていました。
その路面電車も、私が高校生になった頃に、廃止されました。
私が高校生の頃、街中に料亭がたくさんあって、祖父に連れられて来た料亭の仲居さんで、童貞を卒業しました。
私が16歳、仲居さんは20代半ばだったように記憶しています。
正常位で挿入して、最初は2分くらいでお漏らし、スキンを取り換えて、4回くらい射精したと記憶しています。
その後、祖父に連れられて、田舎の赤貧家庭に生まれた娘を買いに連れて行ってくれて、同年代の女の子とセックスしたのを覚えています。
中卒の女の子が、地方の名士に処女を売り、その後、会員制の置き屋でセーラー服姿で春を打っていて、年に何度か連れて行ってもらったことがありました。
同年代なので、セーラー服がとても似合ってて、わざと上はセーラー服を着たままにしてもらい、女子高生とセックスしてる気分を味わいました。
あの置き屋で、セックスを覚えたといっても過言ではありません。
そして私は、実家を兄に託し、進学のために上京し、そのまま東京に就職しました。
私が大学生の頃は、昭和50年前後で、東京の大学生の性は結構乱れていました。
私は六畳一間のアパート暮らししていて、数人の大学生と酒盛りした後、乱交なども珍しくなく、貞淑な学生とそうでない学生が二分されておりました。
あの頃、大学進学率は今ほど高くなく、水商売をしながら大学に通う女子大生もいました。
大学を出て、そのまま東京に就職、27歳で24歳の妻と結婚、二児を儲けました。
56歳の時に東日本大震災があり、故郷の兄一家に支援物資を届けた思い出があります。
60歳まで働き、その後、人手不足で嘱託をお願いされて残り、65歳で第二の職場を退職しました。
こちらに戻ったのは、実家にいた兄夫婦が息子夫婦の家に入り、実家が開いたからです。
せめて私が動けるうちは、実家を守りたいと思いました。
私は、昨年、コロナが明けたことで少しばかり市内の懐かしい場所巡りを始めたのですが、昨年、近所の学習センターに行くと、旧跡巡りのイベントがあったので、参加しました。
そしてそこで、懐かしい方と再会しました。
中学の同級生の美千代で、向こうは姓が変わってましたが、私は変わってなかったので、「もしかして源蔵君?」と話しかけられ、53年ぶりに再会を果たしました。
その方は、中学時代のマドンナで、秘かに憧れていた方でした。
その美千代が昨年の9月頃に訪ねてこられて、私の実家で二人きり、68歳の爺と婆が見つめ合い、思わず抱きしめ合い、唇を重ねてしまいました。
お互いに夫婦の営みが途絶えて久しいけれど、既婚者同士、後ろめたさの中、気付けば久しぶりに股間が勃起しているではありませんか。
私は、東京を去る前日、妻を抱いたのが最後でしたから、3年半ぶり、そして美千代は十数年ぶりと言いながら、全裸になりました。
上品な奥様といった雰囲気の彼女の裸身に、68歳の男根が痛いほど勃起しました。
一緒に入浴して、股間を清め、寝室の布団に横になった美千代、十数年も触れられてこなかった綺麗な68歳の女体でした。
妻は3歳年下で、最後にセックスをしたとき、妻は62歳でしたが、68歳の美千代の身体は、あの時の62歳の妻とそん色ありませんでした。
「この年になって、中学の同級生の源蔵君に抱かれるなんて・・・十数年ぶりだから、まるでセカンドヴァージンね・・・」
ドドメ色の女唇をめくり、舐め上げて、女核を舌先で転がしました。
十数年間触れられていなかった女陰を舐められて、戸惑う美千代、でも、久しぶりのクンニの快感に色っぽい吐息が漏れました。
68歳でも濡れてきた女陰、ヌルヌルになりました。
美代子さんは、勃起した68歳の男根を口に含み、ウットリとした目で股を開きました。
十数年間使われてなかったセカンドヴァージンを奪う生男根が、ゆっくりと入っていきました。
「少し痛いかも・・・」
と言われて、ピストンを避け繋がったままで抱き合い、舌を絡めてキスしました。
「あっ・・・なんだか気持ち良くなってきた・・・」
の声に、ゆっくりとしたピストンをしました。
「あっ・・・ああん・・・き、気持ちいい・・・感じてきた・・・」
少しずつピストンスピードが速まっていきました。
美千代さんの吐息も激しくなり、やがてそれは喘ぎになっていきました。
私も、マドンナに種付けるためにフィニッシュぬ向かい、
「美千代ちゃん・・・イク・・・出そうだ・・・」
「出して・・・源蔵君の精子を中に出して・・・」
「美千代ちゃん・・・」
射精すると同時に、美千代は全身をピクピクと痙攣させて、十数年ぶりの快楽を味わいました。
女陰を精液まみれにして、余韻に浸っている美千代の女陰をティッシュで拭きました。
美千代が身支度を整え、玄関に立ちました。
「思い出、ありがとう。中学の時、好きだったのよ。でも、あの時代、中学生の恋は不純って言われてたものね・・・」
「俺も、中学のマドンナと思い出を作れて、嬉しかったよ。あんなに硬く勃起することは、もう無いと思てたからね。」
「今日で、最初で最後、これっきりにしましょうね。もう、いい歳だしね。元気でね、源蔵君。」
「ああ、美千代ちゃんも元気でな。」
美千代が玄関から出て行った。
去り行く美千代の背中を、ずっと眺めていた。
そして、年末は東京に戻り、正月まで妻と過ごそうと思った。
昨年の年末28日、3年9か月振りの東京の家に戻りました。
そして、3年9か月ぶりに妻を抱きました。
なんだか、とても新鮮な思いでした。
年が明けて早々に地震があって、翌日は航空機事故、込み合うので7日まで東京にいて、実家に戻りました。
「あなた・・・体に気を付けてね。あまり飲みすぎちゃダメよ。」
「ああ、じゃあ、行ってくるよ。」
故郷の実家に戻り、この先、もう、女性を抱くことはないだろうなと、美千代と妻を抱いた感触を噛み締めていました。