今思い返してみても、少し違和感のある体験だった。
私は昨年の夏の終わりにに会社を早期退職して、無職だった。
※いまは再就職してます。
当日は割増退職金と貯金、雇用保険金がもらえ、無職とはいえ金銭的な余裕があった。
マンションローン残高は退職金で払えたし、私は独身だから気に留めることは何も無かった。
それで最初は風俗に何件か行ったり、ガールズバーやコンカフェに行ったり、遊んでた。
だけど、やっぱりプロの方とばかり接するのもつまらなくなって、マッチングアプリで所謂パパ活をしてみた。
何人かと会った。
全員20代で、女子大生、OLさんなどだった。
飲みだけの人、エッチした人もいた。
風俗より安いしトラブルもなかったから、そのマッチングアプリにはまり、女性のプロフを毎日検索して閲覧していたら、
プロフ写真の雰囲気からあきらかな美人オーラを感じる女性を発見。
30代の主婦だった。
彼女のプロフはパパ活目的ではなく話し相手募集、みたいな内容だった。
数撃ちゃ当たる、って気持ちて色んな人にメッセージを送っていたので、その女性にもコピペの挨拶メッセージを送付してみた。
コピペの挨拶メッセージは大抵返信がない。返信があれば、パパ活について話してみるってやり方だった。
それで、その30代の主婦からはすぐに返信があった。
(話し聞いてほしいだけですけど、良いですか?)
そんな返信だった。
(あぁ、良いですよ)
私からはそう返信した。
そこからは毎日4、5通メッセージを送り合った。
内容は、まだ小学生の息子さんのこと、ご主人のこと、作った夕飯の写真など、ありきたりな日常の会話で、特に悩みがあるような内容ではなかった。
一週間そのメッセージのやり取りが続き、正直飽きてきた自分。それに性欲が満たされないから、彼女に対して面倒な気持ちが湧いていた。
それで、何か話を終わらせたくて
(私はパパ活目的なんです、そうじゃなきゃやり取りやめませんか?)
ってメッセージを送ったら、
(どんなことするんですか?)
って返信があり、何かまたそれが面倒で、冷たく一言、
(フェラチオ、5千円ですよ。)
って返信した。
ブロックされてやり取り終わるだろなって思っていたら1時間もまたずに返信があって
(いいですが、こちらに来れますか?)
ってメッセージだった。
いいのかよッて思った。
そもそもプロフィール見る限り、そんな事する雰囲気じゃないし、
フェラチオ5千円って相場より安いから。
まぁでもやれるなら、って気持ちで、場所を聞いたら、横浜市の都筑区にある市営地下鉄に来てほしいってことだった。
(そちらに行きますよ)
って返信して、結局、翌日にセンター北って駅で待ち合わせることになった。
私は都内に在住。
正直冷やかしだったら時間と交通費もったいないなと思っていたが、性欲が理性を上回っていた。
バカ正直に翌日、センター北駅に向かった。
はじめて訪れた街だった。
横浜市って大きいから、横浜駅や桜木町駅以外はどんな街のか想像できなかったけど、
センター北駅は駅自体は小さな普通の駅だか、駅前にはショッピングモールがいくつもあって、人も多い、私の住む東京北区より栄えてるし新しい街に感じた。
まぁ街の感想はともかく、彼女との待ち合わせ。
9月の下旬、日中でまだまだ少し暑い中、指定されたセブイレブン前で待っていたら、女性が現れた。
(カフカさんですか?)
と声掛けされた。
目印はアイスコーヒーだったけど、そもそもその店前には自分しか立ってなかった。わかりやすかったのだろう。
いや、こちらも分かってた。
セブイレブンに向かって来る女性、
白のニットカットソーに膝下丈のレース柄のタイトスカート、ヒールは低めだけど、細見でスラッとしていて背が高い。髪は黒目な色合いで、ロングでパーマをかけていた。片側の肩、胸元に髪を垂らしていた。
めっちゃ綺麗。
お世辞抜きで、雰囲気がもう美人。歩き方から、髪直す仕草とか、マスクはしていたけど、あきらかな美人だった。
それに本当に来たことに私は驚いていた。冷やかしではと思っていたから。
「こんにちは、はじめまして、遥さんですか?」
みたいな会話だった。
恥ずかしそうにしていたけど、その会話のまま彼女が誘導するよう、駅前のショッピングモールに入った。
ショッピングモール内の小さなカフェでお互いアイスコーヒーなど頼み着座。
対面で、マスクとったら、やっぱり美人だった。
フジテレビの永島アナに似ている、いや雰囲気が近いだけで、失礼ですが、彼女のほうが美人だった。
コーヒーを飲みながらの会話はセンター北駅近くの駅に住んでいる話からはじまり、そのあとはずっと彼女の日常についてだった。
そう、メッセージの時と変わらない話。
笑顔が素敵で、小さな声で喋る上品な人だった。
なんだろう、彼女はどこか天然というか、心ここにあらず、というか、私と話しているのか誰かに話しているのかわからなくなる雰囲気だった。
めんあわ
何かその雰囲気が疲れてしまい、たまらず会話を止めた。
「どこでしますか?」
って聞いた。
フェラチオをどこでしますかっていう質問。
彼女は、あぁ、そうでしたね、みたいな反応で、
「いつもはどんな場所ですか?」
って聞かれた。
ネカフェだったりカラオケだったり車内だったりって話したら、
「私の車に乗りますか?」って言われた。
車で来ていたとは知らなかった。
それで、場所を移動、歩いて移動中、会話はなかった。
駅地下駐車場に案内された、車はマツダの新型SUVだった。
助手席に乗る。
ここじゃまずいからと言われ彼女が車を出した。
すぐ近くの公園の地下駐車場の奥深くに止めると、会話なく、沈黙になる。
それでも興奮していた私。
無言で、ジーンズを脱いで、パンツも下げた。
勃起したソレをさ擦りながら彼女に向けたら、彼女もソレをみていた。
無言で、頭を私の股間に落とす。長い髪を耳にかきあげながら、咥えてくれた。
最初はちょっとぎこちなかったけど、唾が絡みついてからは、ゆっくりと丁寧に咥えてくれた。
途中手でさ擦りながら、「大丈夫ですか?」って聞かれたから、
「気持ちいいですよ」って言葉を返したら、また頭を落として咥えてた。
白いニット、背中にブラ線が見える、運転席で横になり咥える彼女、レース柄のタイトスカートを履いたお尻がつき上がっていてエロかった。
そのまま口にだした。
イクとも言わず、イッたら、彼女は顔を動かすのやめて、私がザーメンを出し切るまで、咥えていた。
出し終わったあと、顔をあげた彼女は、鞄からハンカチみたいなタオルをだして、それにザーメンを口からだして唇を拭いていた。
めちゃくちゃ気持ちよかった。
異空間だった。
こんな綺麗な主婦が、汚いジーンズ履いた40代無職の私の勃起したソレを咥えている。
臭い陰経を舐めて、溜め込んだザーメンを口で受け止めて、飲み込みはしなかったが、少なくとも舌で味を感じたはず、エロかった。
私はクールを装ってに財布から5千円をだして彼女に渡した。
「あ、すみません」そんな素っ気ない返事だったと思う。
その後車で、あざみ野駅という駅まで送ってくれた。
運転中の彼女は少しさびしそうだった。
駅近くで降り際、「あそこのパン屋、美味しいです。」と何故か教えてくれた。
パンを買って帰ったのを覚えている。
これが初めて会った日のこと。
その後、4回会うことになりました。
つづきます。