彼女と出会ったのは2年前の春です。
その日は職場の同僚4人で、仕事帰りに居酒屋に行きました。
僕は飲めないので専ら食べるの専門です。
店内のトイレに向かう途中、熟女3人組のテーブルの脇を通るのですが、彼女たちの会話が何となく聞こえてきました。
「私、手相見れるんだ」
「ウッソー、ちょっと見てよ」
「んなの、当たんないから…」
ほろ酔いっぽい3人が楽しそうにはしゃいでいたので、つい声をかけてしまいました。
「あの…僕の手相も後で見てもらえませんか?」
3人が一瞬
「えっ!?」
って表情を浮かべましたが
「いいよ…トイレ行くの?行ってきたら見てあげる
あ、ちゃんと手は洗ってくるんだよ(笑)」
まぁ、ノリの良さげな3人組…
トイレを終えて手のひらを見せると
「どれどれ、君は相当なヤリチンだねー(笑)」
あ、当たってる…
ってか、なにこの下品な手相占い(笑)
「うんうん、よく見ると1日中、女のことばっか考えてそうな顔してるわ(笑)」
いや、手相関係ないじゃん(笑)
なんだか面白そうなので、その冗談に少しだけ付き合ってみました。
「実はさっきからテーブルに乗りそうなお嬢さんのオッパイばかり見てます」
50半ばの1番年上っぽい女性にそう言うと
「やだ、もう…ババァので良ければ好きなだけ見なさいよ(笑)」
酔ったついでの冗談だとわかっていてもちょっぴりムラっとしてしまいました。
「なんなら私のパンツも見とく?」
もう1人の熟女が言うと
「誰もおばさんのオシッコで黄ばんだパンツなんて見たくないわよ(笑)」
「年取ると尿漏れすんのよ!ほっといて!」
手相そっちのけで盛り上がってます(笑)
「Uちゃん、美女に囲まれてなにしてんの?」
あらら…せっかく熟女を独占できると思ったのに(笑)
同僚に見つかり少しの間、同僚を含めての賑やかな時間が過ぎていきました。
時間も時間だしそろそろお開きに…
ということで帰ろうとすると1人の熟女にこっそりアドレスを渡されました。
黄ばんだパンツでお馴染みT子さん(51)
芸能人でいうと、うーん…
サンデージャポンにたまに出演している目加田説子さんのような雰囲気です。
酔ってるし明日になったら忘れてんだろうな…なんて思いながら翌日メールしたのが始まりでした。