俺は長年、熟女のセフレが欲しいと思っていたが現実には50代以上の年齢の女性と知り合う機会など普通の生活をしていると皆無に等しい。
世の中は金だ。勿論、そればかりでは無い事は認めるが大抵のコトは金で解決出来る。
実は俺は4年ほど前に食品工場の衛生機器に関する特許を取得していた。出願して1年は正直言って出願に掛かった多額の費用を後悔していた。
俺の特許は全く金を生まなかった。
ところが、1年前に状況が変わった。コロナで様子が一変したのだ。ある大手の食品加工機器メーカーから問い合わせがあり、俺の特許を使った商品が発売されると飛ぶように売れ始め、それ以来俺の通帳には月末に大金が記帳される事になった。
しかしながら、その金で遊ぼうと思ったところで今は使う場所が無い。繁華街は自粛で仕事を終えて店に着いた途端に最初のオーダーがラストオーダーになりますがよろしいでしょうか?等と聞かされる始末だ。これでは金の使いようが無い。
そこで俺は長年の欲求であった熟女セフレを作って遊ぶ事にした。
計画はこうだ。先ずは熟女デリヘルサイトで気になるプロフィール、画像、年齢、身体スペックの熟女に片っ端から会いに行く。
そして実際に熟女に会いサービスを受け、その人とのフィーリングを確かめる。
気に入った嬢を何度か指名して毎回手当てを出すからプライベートで会ってくれと頼む事にした。
俺は昨年の夏、自粛で休業するデリヘルも多い中20軒以上、30人以上の熟女デリヘル嬢と会った。
俺は色白でグラマーな50代から60代の女性を探していた。
色々な熟女に会った。勿論酷いサービスや態度の嬢もいたが、概ねは時期的に客が少ないからかサービス良好という感じがした。
何人かこれはと云う女性2人に候補を絞って、何度か指名を繰り返した。
地元の熟女デリヘルSの源氏名は弥生という54歳の女性。身長は154センチEカップの持ち主で色白のポチャを俺は最終候補に残した。
最初に呼んだ時にホテルに入って挨拶した笑顔がとても可愛らしくて、最初から俺のお気に入り。
肌質が滑らかできめ細かく、ムッチリとした身体。乳輪が本当のピンクで俺が今まで経験した女の中で1番綺麗な乳輪、乳房をしていたこと。
行為の最中の表情や声が良いこと、そして何より弥生さんは明るくて聡明だったことを決め手とした。
俺は5回彼女を指名した。
その頃には彼女は既婚だか別居状態である事や子供がいない事。昼間は知り合いの倉庫会社の事務をやっている事。離婚後に備えてこの仕事でお金を稼いで貯めている事などを聞き出していた。
とはいえ、風俗嬢の身の上話をまともに信じるほど俺も初心じゃないが、半分くらいはどうやら本当だと考えた。
俺は6回目の指名をした。彼女のその日の出勤時間を全て押さえた。場所もいつものラブホでは無く自宅だ。彼女は自宅出張は受けていないデリヘル嬢だったが6回目という事で例外を認めてくれた。
この例外を認めさせるという行為は、当然店外で会うオファーを承諾してもらう布石の意味もあったのだが。
彼女は多少、金回りが良くなり先月引越したばかりの俺の新しいマンションの部屋に訪ねてきた。
部屋に入るなり、凄いとこに住んでるんですねと言って来た。先ずは自宅に呼ぶ事で自分の身元について安心して貰う俺の目論見は当たった。
時間はたっぷりあるから、今日はゆっくり話でもしませんかと俺は未だ緊張の色が見える弥生さんをソファに座らせた。
俺は冷蔵庫から缶ビールを取り出す。弥生さんもどうですか?と尋ねると少しだけと答えた。彼女に安心感を与えようと、缶ビールを手渡すとわざと離れたところに腰掛ける。
それから小一時間色々な話をして笑った。缶ビールも2本づつ空いた。俺はそろそろ切り出す頃だと考えた。
弥生さん、実は今日お願いがあって。
お酒も入り、話が弾んで緊張がすっかり解けた弥生さんが微笑みながら何?怖いなぁと答える。
いや、大したコトじゃ無いんです。
実は僕、仕事が忙しいのと、恋愛の色々面倒な事が嫌で特定の彼女を作ることを避けていて。
でもやはり男だからセックスをしたい時もあってデリヘルを使う事があるんです。
でも、やはりセックスだけじゃ無くて普通に一緒に飯食ったり、映画見たり、そんな事を一緒にやってくれる女性が居たらなって思うんです。
弥生さんとは最初から凄く話しやすくて、それにお洒落だし。例えばなんですけど今日の料金を一回のデート代という事にして月に2、3回会ってご飯食べに行ったり、その後家やホテルでいちゃいちゃする事出来ないですか?勿論お店には内緒になりますが。
俺の提案を弥生さんはニコニコとして聞いていた。一通り聞くとあっさりと毎週水曜日の昼間から夜までなら。と答えてくれた。
弥生さんはにっこりと笑うと離れて座った俺の横に座ってくると、俺の膝に手を置いて尋ねて来た。
で、今日はしないの?