五輪組織委員森会長が女性蔑視発言の責任を取る形で辞職。とにかく男は一歩外に出たらなるべく今の時代、女には関わらず、女が出てくる話題には触れない事が得策だ。
俺の様な中年男は会社では視線がセクハラ、指示の仕方がモラハラ、何を言ってもやっても次から次へと生まれるナントカハラスメントに抵触するコトになるし、何をしても老害なんて凄い言葉で批判されてるだろうから基本的には仕事は部下はあてにせず自分で全てこなす様にしている。
バブル世代とそれ以外の世代じゃ別の国に生まれ育った様なものだ。ウザとヤバで全てを表現する今の部下さん達には俺の言語は通じないものだとここ10年は思っている。
中には言語が通じる若手や、優秀な部下も居るが基本的には仕事以外での付き合い等向こうもこっちもハナから期待していないだろうから何を考えているのかお互いに理解が深まるなんてコトもない。
それはそれで考えようで煩わしさも無く楽だ。そんなわけで俺はこの年でそこそこ出世し、そこそこの金を得て、そこそこの女房、子供、家を手に入れて、そこそこ幸せだった。
そんなそこそこの男の俺が最近ハマっている事がある。何かと言うとずばりナンパだ。ただし、ナンパといっても若い男のそれでは無い。
俺はくたびれた中年オヤジだ。若い男の様に町行く女に声を掛けていたら下手すると警察沙汰だ。
俺は最近、自宅から少し離れたところに安いアパートを借りた。家人には在宅ワーク用だと言って了解を得た女房からしてみれば日中、俺が家の中をウロウロするよりはマシなのだろう。反対するどころか明日からでも借りろと大賛成だった。
俺は毎朝、アパートに出勤し仕事をこなした。在宅ワークなんて家人には煙たがれて会社より仕事がやりずらい、その点アパートでは誰気兼ねなく仕事や休憩も出来る。かえって会社より仕事が捗るくらいだ。
そんなアパートで気楽な暮らしを始めて1ヶ月くらいした頃、学生時代の友人が噂を聞きつけて遊びに来た。陣中見舞いと称してコンビニで酒やつまみを買って来た。コロナ自粛で何処の飲み屋も休業が8時閉店、会社の手前同僚とも飲みに行けない状態で久々に俺たちは缶チューハイに竹輪程度のつまみで狭いアパートで大いに盛り上がった。
来週も飲もう、あいつもこいつも呼ぼうとなり毎週末、俺のアパートは宴会になった。三密の極みみたいな状況だ。良い歳したオヤジが何やってるんだと世の中から批判されそうだが、まぁ所詮こんなところが老害たる所以だと開き直ってみる。
そんな事をやっていると昔の女友達やら、行きつけの飲み屋の酒呑み女友達らもアパートに上がり込む様になった。今のこのご時世だ。皆んな普段たまっているフラストレーションや久しぶりに呑む酒に、酒の回りが早くなる。
そんな女達をアパートでナンパし、この2ヶ月程で何人かいただいた。
その報告をここで披露していきたいと思う。三密避けろだの、老害何やってるんだみたいな批判もあるだろう。
まぁそう言う向きには、入室時に検温、うがい、手洗い、消毒をし、酒飲む時以外は基本的にマスクをし、1時間に一回換気をして俺は気休めにPCR検査を受け、コロナ対策を施した上で不倫にいそしんだと白々しい言い訳をしておく。
まぁコロナ気にしてたら不倫も出来ない。GO TOも限定的に復活するらしい。旅行も経済効果あるが不倫もかなり経済効果があると俺は思う。とにかく不倫は金が掛かる。老害なりに日本の経済を考えた阿呆な貢献だと片目瞑って与太話に付き合って欲しい。