コロナが流行る前の話。
市民だよりを読んでいると、【健康麻雀教室】なるものがあるらしいと分かりました。
麻雀に関してはかなりベテランだが、募集要項には【初心~初級】となっていた。
そういうレベルなら年配の女性が多いだろうと、スケベ心に負けて申し込んだ。
運良く当選し、開催日程なるものが送られてきた。
当日、市のコミュニティホールに行くと、見た目平均年齢50歳ぐらいの女性が20人ほど、男性は俺を含めて3人だった。
思っていたより女性陣が若くて、愚息が早くも鎌首を持ち上げてきた。
講師の先生が入場し、講義が始まった。
話を聞いているフリをしながら、目に入る女性をチラチラ物色してると、3人ほど『やりてぇ~』って思えるのが居る。
講義が30分で終わり、受講者は6台の全自動麻雀卓に分かれた。
俺の卓に一人ストライクの女性が入った。
早速講師の指導のもと、実戦形式の講義に入った。
ベテランとバレないよう、ぎこちない手付きで牌をさばく。
対面のストライク女性のピンク色のマニキュアが塗られた指が艶かしい。
最初は、全員牌を見せ合いながら対局する。
俺は、初心者をアピールするため、七対子(ニコニコ)ばかり狙う。
すると対面女性が、『○○さん、ニコニコ好きですね!』とありがたいお言葉をいただき、『アホやから、難しい役はわかりませんから。 ニコニコが一番簡単ですよ!』と返す。
先ずはファーストコンタクト成功!
すみませんm(_ _)m
仕事が入りました。