50歳で今の会社に転職してきて5年、施設の責任者として着任した当日の出会いだった。
20人ほどの従業員さんのいる食品関連の事業所で、現場のリーダーだった裕美(当時43歳)との最初が、更衣室を間違って女子のドアを開けてしまい、半裸のひろの着替えを見てしまったところから始まった。
「あっ、ごめんなさい間違ってました」
「きゃっ」
慌ててドアを閉めて隣の男子更衣室に逃げ込んだ俺を追いかけて、閉まりかけたドアをあけて
「あなた誰?わざと開けたでしょ」
「違うよ、本当にごめんなさい。初日で右も左もわからないから、間違ってしまって申し訳ない」
「本当に?ひょっとしてあなたが今日から来られる上田さんなの?」
「はい、本当にごめんなさい。覗いたりする気はなかっですから」
「まあ仕方ないですよね、表示してないんだから間違っても」
いきなりセクハラだとか騒がれちゃ最悪だなと思ったが、それは回避できたようだった。しかも、裕美が言う通り入口には男女の表示がなかった。
「今回は許します、でも見たでしょ」
少し悪戯っぽい目付きで聞いてくる裕美に
「すみません、下着姿をみました」
「やた、恥ずかしいな、で、どんな感想ですか」
「それ聞くかな、気分が晴れないなら謝りますよ、ごめんなさい」
「怒ってないですよ、最近ダイエットしてきたからどうかなって思ったの」
「じゃあ、素直に答えるけど、怒んないでくれる?」
「ええ、聞かせてください」
「目の保養になるくらい素敵でしたよ」
「お世辞じゃないでしょうね」
「本当、前を知らないから何とも言えないけど、今のあなたはバツグンのプロポーションですよ」
「良かった、ところで朝早いんですね、定時より1時間も早いなんて真面目な方なんですね」
「僕の方こそまさかこんな時間に出勤している人が居るなんて思わないから」
「ちょっと今日の作業量が多いから、早出しました」
「申し訳ないけどお名前教えて下さい」
「大川裕美です、よろしくお願いします」
「あらためまして、上田達也と言います。今日からお世話になります。お手柔らかに」
「お住まいはどうされたんですか?本社からは単身赴任ってきいてますが」
「中学校のそばのワンルーム借りて、夕べから来てます」
「うわっ、ご近所さんだ、信号から二件目の建物でしょ」
「そうだけと、来たばかりでわからないから何かと教えてもらえると助かります」
「ええ、喜んで」
ボン、キュッ、ボンとした半裸の裕美が思い浮かんでいた。何故か運命的な出会いを感じていた。
その日以降、最初の一週間は慣れない環境に合わせるのに必死で、とにかくわからないことは裕美に聞いて覚えた。
賢い人で、仕事も誰より効率的にこなすキレ者に映った。
一応所長として赴任していた。彼女は課長扱いのリーダーということで、管理職たった。
初日の仕事も終わり、みんな帰っていないと思って、更衣室で着替えていると、誰かがドアをノックした。
「大川です、着替えたらちょっといいですか」
「あ、いいですよ、ちょっと待って、すぐ行くから」
更衣室の前で裕美が待っていた。
「まだ帰らなかったの?」
「所長、晩御飯とか自炊ですか?」
「一応ね、何かな?」
「いや、外食なら美味しいところを紹介しようかなと思って」
「ありがとう、でもそんな気遣いしなくていいですよ」
「私も今日は一人なんで、ご飯行きませんか?」
向こうからの誘いに驚いたが、せっかくなので付き合うことにした。待合せ場所をマンションの駐車場にして、一旦帰宅した。
本当に近所に住んでいるらしく、徒歩で来ていた。
「悪いな、お子さんやご主人たちは大丈夫なの?」
「ええ、春休みで旦那の単身赴任先へ泊まりがけで遊びに行ってますから」
「へえ、ご主人も単身赴任か、お母さん一人は大変だな」
「もう5年めだからなれました」
「ところで何を食べたいの?」
「私のおまかせでいいですか?」
「いいよ、どうせわからないし、ただ酒は飲まないからね」
「いいですよ、運転手していただけるなら」
隣街の洒落た和食居酒屋へ行くというので、車に乗って道案内をしてくれた。
「大川さんはお酒好きなの?」
「ええ、ビール一本飲んで来ました、ふふふ」
「ダイエットしてたんでしょ、飲むと太らないの?」
「今日は頑張った自分にご褒美なんです」
居酒屋に入り、適当に注文して飲みだす裕美、ハイペースで生ビールをたて続けに5杯飲み干し
「そろそろ日本酒にしよっ」
冷酒を三本注文して、これもハイペースで飲み干した。
「おいおい、そんな急いで飲んで大丈夫か?」
「私いつもこうなんです、ご心配いりませんから。美味しい、久しぶりに呑む酒はいい」
「酒豪だね、酔いつぶれたら困るよ、大川さんの家知らないから」
「所長の二軒向こうです、玄関まで送ってくださいね。今日はいっぱい呑みますから」
「おいおい、潰れたら襲うからな、着任そうそう困らせるなよ」
「大丈夫、潰れませんから、私強いので」
結局、二時間ほどの間に酎ハイ5杯、ワイン一本、スパークリングワイン3杯。
俺は腹がいっぱいになり、そろそろ帰らないとと思っていると
「所長、奥さんとは仲いいんですか?」
「まあ、世間並にはね」
「いいなあ、うちは仮面夫婦だから、こんなに弾けちゃうの、もう少し飲んでいいですか?」
「いやいや、いくらなんでも飲み過ぎです。そろそろ帰ろう」
「ケチ、付き合ってくださいよ、襲っていいから」
「バカ、何を言ってるんだよ、そんなこと出来ないだろ」
つい今までシャキッとしていた裕美が、急に酩酊し出した。
慌ててお勘定を済ませ、担いで車にのせはしたが、助手席でスヤスヤ寝始める。
理性で堪えようとしたが、朝の半裸の裕美が目に浮かび、そっと肩を揺らしてみた。
酔いつぶれて寝入って起きる気配がない。
V字のニット一枚に短めのスカート姿、胸元からそっと手を入れて胸を揉む。
運転席の俺に持たれて寝息を立てたまま起きない。
少し背中を起こしてブラのホックを外し、直に乳房を揉むと、結構なボリュームと弾力がある。嫁とは比べ物にならない。
居酒屋の駐車場を出て、国道脇の人気のない公園の駐車場に車を停めて再開した。
シートを倒して両手を上げさせ、上半身裸にする。
街灯の灯りに浮かぶ裕美の胸は、俺の好みにドンピシャで、思わず吸い付いてしまった。
チロチロと乳首を舌で舐めると
「う~ん」
目覚めはしないが感じているようだった。
このままやろうか迷ったが、近くにラブホのネオンが見えたので、とりあえず連れて行く。
駐車場から直接部屋に入るタイプだったので、半裸のまま中に連れ込んだ。
ベッドに寝かせて、俺も裸になって覆い被さる。
裕美のスカートと下着を剥ぎ取り、無抵抗のままツンと酸っぱい匂いのする股間に顔を埋めてクンニすると、腰をくねらせた。
続けていくと、意識があるのかないのか知ったこっちゃない、入れたくなって生で挿入。
なかなかいい感じで腰を打ち付けると、裕美の口から喘ぎ声が漏れ出した。
「あっあっ」
「起きてるの?」
「、、、」
更に突きまくる。
さすがに意識はあるだろうと声をかける。
「襲って欲しかったんだろ」
「いい、久しぶり、もっとぉ」
股間は裕美から漏れ出る愛液で、腰をふる度にピチャピチャ音を出す。
俺も久しぶりだったのと、裕美のあそこがキュッと締め出したこともあり、発射したくなったのでないてヘソにぶちかけた。
「ああ~ん、もう出たの、もっとしてぇ」
「いつから起きてたの?」
「車の中から、ずっとしたかったもん、我慢してたの」
「じゃあ、酔ったのはウソ?」
「ええ、所長に抱いてもらいたくて」
「何で?」
「割り切って身体の関係持てるかなって、今朝のことでそう思ったの」
「俺は男だから構わないけど、君は大丈夫なのかい?」
「うちのも、向こうで遊んでるから文句言えないの、それよりもう一回してぇ」
酒臭い息を吐きながら、俺の股間に手を延ばしてきた。
手コキを始ながら、口でくわえ出す。たちまち勃起してしまう。彼女のフェラは凄く絶妙だった。
その後、夜明け近くまで交わり、明け方に一旦帰宅させた。
あれから5年、時間が合えば必ず裕美から求めてくる。
今もこの関係がつづいているが、お互いのパートナーには気付かれた形跡はない。