男女の出会いのツール…
今はマッチングアプリ全盛ですね。
少し前は出会い系サイト…
遡ること30年ほど前は…
テレホンクラブ、いわゆるテレクラ
ツーショットダイヤル、伝言ダイヤル
でした。(ご説明不要ですよね?笑)
そして、僕はこの遊びにハマっていま
した。お目当ては歳上の人妻。
当時の僕は30歳手前からこの遊びを覚
え、かなりのお金をこの不謹慎な遊び
に費やしました。
何故、ハマったのか?答えは簡単です。
世の中には普段は澄まして真面目を装
っていても、実はとてもスケべな人妻
熟女が一定数おり、彼女達は「暇」な
どを理由にテレクラや伝言ダイヤルに
電話をかけてきました。そして、いざ
やりとりを始めると(つまり、僕が口
説く)会うだけ、話すだけ、お茶だけ、
と、言いながら、会えば十中八九ホテ
ルについてきてくるのです。(ただし、
会うまでが大変なんですけどね…笑)
そして、ベッドの上では、さっきま
で電話で話していた真面目な人妻とは
別人の様に変貌する…そしてその人妻
たちのほとんどは所謂「勝負下着」で
僕に会いに来ていたのです。僕がテレ
クラ、伝言ダイヤルにハマったのは、
セックスと言う行為は勿論のこと、他
人さまの持ち物である人妻の平時と淫
時のギャップを楽しみながら、僕のフ
ェチズムを刺激するランジェリーを身
につけた歳上の淫乱熟女を寝取る事の
精神的快楽が、ある意味麻薬の様に脳
に記憶されてしまったからです。
さて、本題に入ります。
僕が35歳手前の頃であったと思います。
伝言ダイヤルで「ゆき」さんと言う歳
上の人妻熟女と出会いました。きっか
けは彼女が伝言で歳下の男性募集…と
言うような伝言を残していたので、
その伝言を聞いた僕が、反応し、彼女
にアプローチを仕掛けたのが最初です。
しばらく僕はゆきさんと他愛もない伝
言のやりとりを続けました。
そこに下ネタなどは一切なく、また、
彼女からは僕に対しての具体的なアプ
ローチもいつまでたってもありません
でした。
ゆきさんは凄く真面目でおとなしそな
印象であるものの、伝言ダイヤルにわ
ざわざメッセージを残しているのだか
ら何かしらの意図を持っているはず、
ゆきさんから誘いがないなら、こちら
から誘えば必ず誘いに乗ってくると
考え、思い切って僕の携帯電話の番号
を残しました。出来れば、直接電話で
お話したい…と。
しばらくすると、僕の携帯に着信あり。
平日昼間。仕事中です。しかし、すぐ
に切れました。ワン切りです。何故か
…。テレクラや伝言ダイヤルで携帯番
号を教えた場合、だいたいかかってく
るのは「非通知」でした。僕が職場の
人達の空いた時間に着信履歴を確認す
ると、見知らぬ電話番号が…それも、
052-784-X X X X名古屋市の固定電
話からの入電でした。僕は目を疑い
した。そして、すぐに気づきました。
「184」押し忘れたんだ!っと…。
僕は胸の鼓動を感じながら、リダイ
アルボタンをプッシュしました。