私は50歳の既婚男性。7つ年上の妻と15年前に再婚。妻の連れ子と妻の両親の6人で暮らしている。
現在、妻とは月に一度あるか無いかの夫婦生活を送っています。
そんな私に転機が訪れたのは今年の4月のことでした。
私にものすごく懐いていた元野良猫が急性腎不全という病気で6歳という若さで亡くなり、あまりのショックで落ち込んだ毎日を過ごしている時でした。
ふだんはメールといったら広告のDMしか来ない私のメールBOXに一通のメールが入りました。
「お久しぶりです。覚えていますか?理英子です。このメールアドレスはまだ使われているか分からないけれど、ふと哲也さんのこと思い出したから連絡させて頂きました。」
この理英子という女性は私の2つ年上にあたり、私が前の妻と結婚していた際の不倫相手でした。
17年という時を経て、まさか理英子から連絡がくるとは夢にも思っていませんでした。
私はその後、離婚してまた再婚したことを理英子に伝えると、理英子も自身のその後について話してくれました。
17年前、理英子は他に好きな男ができたと突然別れを告げ、私の前から姿を消した女。
その後、好きになった男の奥さんに不倫が見つかり慰謝料を請求され、現在は新たな男性と付き合っていると知ることに。
私はそれを知りどこかで下心が働いていたのか、ガッカリしたような何とも言えない気持ちになりました。
その後も世間話程度のメールのやり取りは何度か続き、しかし私も理英子との復縁はないことを悟ると、とくに興味もなくなっていました。
それから数か月後、いつものようにメールを受信すると、そこには今までの理英子とは別人のような文章が綴られていました。
「てっちゃん、ごめん。助けてください…申し訳ありませんがお金を貸してもらえないでしょうか?こんなことを頼める筋合いではないと思いますが…お願い出来ませんか?」
正直、目を疑いました。
私が知っている理英子という女性は物欲もなく、もちろんギャンブルも一切せず無邪気で笑った時にみえる八重歯が可愛らしい女性だったからです。
その理英子が17年ぶりに現れたと思ったら、まさかお金の無心をされるとは夢にも思っていませんでした。
理英子とは婚外恋愛を2年程続けた仲でしたが、私の中では最後の恋愛という認識でいましたから、思い出が汚されたというか怒りさえ覚えました。
そのため、私には自由に使えるお金がありましたが断ると、
「そこを何とかお願いします。100万円、いや60万円でいいのでお願いします。メールでするような話ではないから今度会って話を聞いてください。お願いします。」
私はこのまま放っておくのが一番だと思った反面、なぜ無垢だった理英子がこんな女性になったのか、その経緯を知りたくなりました。
私は妻には告げず理英子と会う約束をしてしまいました…
それから数日後、待ち合わせた場所に現れた理英子は髪を後ろに縛り、うすいカーディガンを羽織りチノパン姿の理英子でした。
地味なパンツスタイルとは裏腹に表情は昔とほぼ変わらなく驚きました。
カフェに入り昔話を交えながら理英子の話を聞きました。
その話をきいてさらに驚きました。
私と別れたあと既婚者だった男と付き合い、その奥さんに見つかり慰謝料を請求されたこと。
そのあと、契約社員だった理英子は会社の上司に社員登用と引き換えに肉体関係を何度も強要されてきたこと。
今現在付き合っている男も既婚者だが離婚調停しいる最中で別居中だということ。
私が知っている理英子はそこには跡形もなく、どれを聞いても呆れるばかりだった。
それらの話を聞いたうえで私はお金を貸すことを断ると、理英子は泣きそうな顔をしてこう言いました。
「お金は必ず少しずつ返します。もし返せなくなったら何でもしますからお願いします。こんなこと頼めるのアナタしかいないの…」
しかし私の内心は、とうとう泣き落とし作戦か…と同情をこえて失笑さえしてしまいました。
私は思い出を汚された責任をとって貰おうと、思い切って条件を出すことにしました。
「そんなに言うなら考えてあげてもいい。けど条件がある。借金を全て立てかえる代わりにもう一度オレの女になれ。それが嫌なら今付き合ってる男にお願いしろ。」
正直、自分のクチからこんな悪魔のようなセリフが言えるとは思いもしませんでした。
しばらく理英子は俯いたまま、そして頷きました。
その後も話を続け理英子の借金全てあわせると250万。
思っていたより大きかったですが、最近の株高で利益をかなり出していたので快諾しました。
7月24日某駅。
この日は契約成立後、はじめてした理英子との密会の日でした。
あいかわらず地味な服装で現れた理英子。
でもそれが逆に人妻っぽく私の背徳感をさらに煽った。
たぶん今現在付き合っている男も離婚の調停をしているらしいが、それが本当なのかは疑問だ。
クチでそう言っているだけかも知れない。
既婚男性がよく使う上等文句だからだ。
理英子はその男を信じているのかも知れないがたぶんカラダ目的で利用されているだけだろう。
でも私にはもはやそんなことは関係ない。
理英子がその男に利用されているなら、私も利用してやろうではないか。
利用して何がわるい!?
そう思うと私はホテルに入る前からすでに勃起していました。
シャワーに入ろうとする理英子をひきとめて、オーバーサイズのスラックスタイプのパンツを下すとベージュ色のパンストに包まれた小ぶりなお尻が露わになった。
理英子の職場は上場企業の子会社でカメラやスマホの部品などを作っている会社で、そこの事務員は制服を着用するらしくこの真夏でもパンストは着用義務があるそうだ。
私は汗にまみれたお尻におもいきり顔を埋めこみました。
埃っぽい汗と恥部から漂う酸味のある香り…
一日中家にいて汗をかかない妻のアソコとは全くの別物でした。