昨日、夜勤の間に会社のパソコンで暇つぶしにネットサーフィンをやっていた。するとニュースサイトの中に、「署内で不倫相手と性行為」という、警察の不祥事のニュースが載っていた。そしてそのニュースをクリックしてみると、記事の下の方には、同じような系統の不祥事ニュースがリンクされており、警察、自衛隊、消防、そして有名人、政治家、社会的に地位が高い人物の、「不倫」「職場で・・・」という似たような内容を挙げられた記事が載っていたのだった。
一瞬、(会社でエロするのがそんな珍しか?)と思ったが、そんなものは民間レベルでは「日常茶飯事」で行われているはずだ。ただ、公務員や政治家、著名人がするからニュースになる訳であるのは今更言うまでもないことではあるとおもうが。ではその点を含めて、俺が実際に体験した「職場で不倫相手と性行為」の話を書いていきたいと思います。
では本編行きます。
当時25歳の俺は、とある大手ゼネコンでの「派遣社員」をやっていた。派遣社員とは今更説明の必要もないと思うが、派遣会社に登録し、そして派遣会社からの紹介で、「身分不相応にも」大手の会社で働くことが出来るという要素を持っている。
そんな俺も、実際は「正社員になれる器じゃない」にも関わらず、派遣会社というものを通して、名刺だけは立派に、大手ゼネコンの技術部門の肩書を得るに至った。
しかし、実際の仕事は正社員のパシリのような仕事がほとんどで(非正規なので当然だけど)あの現場で、あの写真をとってこい。この図面をあそこに届けて来い。あの現場にコレ持っていけ。という、あくまでホンモノの建築士や、それに準ずる正社員の仕事のサポートというのが、俺の仕事だった。
だが、そんな俺でもいざ、現場に入ってみるとヘルメットの下にはネクタイを着用する側の人間である事には間違いない。きっと、現場の中での職人の方々からすれば、大手ゼネコンのネーム入り刺繍の入った作業着を着ている俺は、きっと大手ゼネコンの正社員に見えたのかもしれない。
実際はたかが、派遣社員なのに、現場では正社員同様の待遇を受ける(メシとかコーヒーとか、交通費とか)それは現場にとって、俺が正社員であるのか派遣社員であるのかを問わず、「〇〇組の技術課 〇〇です」と言えば、相手が派遣であろうと正社員であろうと、ゼネコンの看板を背負っている以上、立場関係が出てきてしまうのはこの世の中のシステムと言えばそうなのかもしれない。
現場で30年やってる熟練の大工より、ゼネコンで入社半年の派遣社員の方が立場上は上。まこと不思議なシステムでこの社会はできていると思う。
そんな俺は、25歳の時、とあるビジネスホテルの建築の現場の担当をする事があった。担当といっても、実際の担当は正社員がいるのだが、俺はその使いパシリとしてその現場に入っていた。
その現場では、名物オジサンではないが、「コノヤローバカヤローおじさん」という、一風かわった職人がいて、その職人はいつも部下でも後輩でも、なんでも気に入らなければ「コノヤロー、バカヤロー、こんな事しやがって。二度手間なるだろバカヤロー」と、くち癖のようにコノヤロー、バカヤローを連呼するジイイがいたんだ。
朝の朝礼の時に、すでに朝礼時間が始まっているというのに、そのコノヤローバカヤローオジサンが、電話で誰かを叱っている声だけが事務所の中を響いて、朝礼のスタートを出来なかった日があった。
ゼネコン側とか元請け側は、その空気の読めないコノヤローバカヤローオジサンに対してしかめっ面をし、立場とかあんまり関係のない他の人間は、その空気の読めないコノヤローバカヤローオジサンの姿に含み笑いを持っていた。こういうシュールな場面って真剣な場だからこそ出てくることってあると思う。
そんな50人くらいはいた朝礼の中で、俺とふとその含み笑いのタイミングで目が合ったのは、これからの話をする中での相手となる、有井由紀(34歳)型枠大工だった。
これは後から知った話だが、由紀さんの家系はもともと型枠大工の家系であり、由紀さんもずっと、高校卒業後から実家の稼業である型枠大工の仕事を手伝っており、年齢も年齢だけにもう熟練工の粋に達しているという、女性では珍しい大工さんだった。
しかも、過去にテレビで〇〇チャンピョン プロ大工選手権のような番組にも出場した事があるというだけあって、大工の技術も一流であり、ルックスも、ちょっとヤンキー系?とは思うものの、スタイルもよくかなりの美人。
これ以上の情報は「女性 大工」というだけで絞り込めるという部分もあり、話ずらい部分はあるのだが、2児の母とだけでも言っておく。
俺はその由紀さんと同じ現場で、空気の読めないコノヤローバカヤローオジサンのシュールな光景を見て、お互い目を合わせてニッコリ笑ってから以来、それから現場で会えば軽く会釈をする関係になった。つまり、この時に初めて面識を持ったのだと言える。
それから通り過ぎる時の軽い会釈から、朝の朝礼前に一言、二言話す関係になり、それから昼休みの時に喫煙所で話したり、昼飯を一緒に食べたりする関係へと発展していった。
向こうからしたら、オッサンばかりの現場の中で、俺のような存在は珍しいのかもしれないし、一応、俺だってゼネコンの一派の人間なので、社交辞令程度に付き合ってくれたのかもしれないと思っていた。
ともかく、俺と由紀さんは少しづつ、打ち解けていったのは確かだった。
そして初めてのニッコリから1か月くらい経過した時に、俺が会社からの命令で、型枠の出来状況の報告書を認める仕事をするようになって、同じく型枠大工である由紀さんとは、限りなく近い現場で一日を過ごす展開になったんだ。
それから文章の冒頭でも書いたけど、いち下請け会社にしか過ぎない由紀さんは、一応ゼネコンで立場が上の俺に、まめにコーヒーを奢ってくれたり、昼飯代を持ってくれたり、まぁ社会上でいうなら「色々便宜を図ってもらった」訳なんですよ。
そしてたまたま現場の終わりで、俺が現場近くのコンビニの前でタバコとコーヒーを飲んでいたら、その日は現場の都合で電車通勤をしていた由紀さんが目の前を通りがかり、「お!」と声をかけたところから、この後の予想しなかった展開へと転がり込んでいったんだ。
コンビニで立ち飲み→場所変えようと居酒屋へ→由紀さん酔っぱらう→俺が家の近くまで送る展開に→タクシーで由紀さんの家の最寄り駅まで→由紀さん一人で帰させるには不安な感じ→結局、俺が家の玄関まで介抱しつつ送る事になる→家の近くの駐車場でフェラ→由紀さんのマンション階段の踊り場で指マン→その日は何事もなく終わるが、翌日から現場で「Hな事をする関係に」・・・etc
今後はこんな流れになるんだけど、続き読んでみたい人いますか?需要あれば書いてみたいと思います。