大学生のとき、ある家の家庭教師をしていた。
週2回のコースで条件も悪くなかったが、そこはもう何人も先生が交代していた。
しかし、これまでの先生は皆半年も持たずに辞めていた。
その家の夫人は猛烈な教育ママで相当厳しい人だった。
東京の名門私立卒だという夫人にとって、地方の国立大の学生は物足りなかったのだろう。
生徒への指導が終わると、たびたび夫人から成績のことで追求された。
切れ長の目に眼鏡をかけた厳しい目つきと、丁寧だが辛口のコメントに指導のたびにヒヤヒヤしていた。
それでも勤めて3ヶ月ほど経った頃に、
「先生は今までの学生よりかはずっとマシよ」
と初めて褒められた。
辛口なのは変わらなかったが、徐々に夫人の説教に雑談が交じるようになってきた。
「ずっと女子校で__」
「主人は帰宅が遅くて__」
「最近、太ってしまって__」
夫人の昔話からプライベートな話なんかにも付き合った。
なにより動くたびに揺れる大きな胸、足を組んだ時にスカートから露わになった太ももに目を奪われた。
気がついたら一年近く続いていた。
バレンタインが過ぎた家庭教師の日、
指導を終えて、夫人がチョコケーキを出してくれた。
「久しぶりに作ってみたんだけど、お口にあうかしら?」
厳しい夫人の意外な一面を見た気がした。
「先生はチョコレート貰ったの?」
少なくとも本命は貰っていないというと、
「そう、意外ね」
夫人はお茶を入れて、ソファの隣に座った。
むっちりとした身体がいつもより近かった。
「そんなバカな周りに合わせることないわよ。どうせ学生の恋愛なんて続かないんだし」
夫人はいつものように毒を吐いたが、楽しそうだった。
リキュールの効いた入ったチョコケーキは初めてだった。
「ちょっと入れすぎかしら?匂いだけで酔いそう」
夫人は飲んでたわけじゃないと思うが、いつもよりもフレンドリーだった。
生徒は指導が終わると、ゲームが解禁されるので二階の自分の部屋から降りてくることはなかった。
正直、母親が苦手という話も聞いていた。
夫人がお茶のおかわりを入れてくれると、柔らかい胸が腕の辺りに触れた。
ソファは三人がけだったが、夫人はぴったりとくっついていた。
普段はもっと離れて説教されていたが、身体が接触するほどの距離になったのは初めてだった。
「先生はどんな女の子と付き合ったの?」
夫人に高校の時や大学に入って付き合った元カノの話をした。
「私は二十歳すぎるまで、男の人と話したことなかったわよ」
中学から私立女子校に通っていた夫人は、教員以外の男と接する機会がなかったと言った。
夫人がこっちを向くたびに豊満な身体が押し付けられ、顔が近くなった。
じっと夫人の顔を見てると、夫人の手が僕の膝に乗った。
まだ話しかけてくる夫人の顔にドキドキしながら接近したが、残り15センチほどの距離がなかなか縮められなかった。
夫人も落ち着かない感じでいつもより饒舌だった。
「__待って」
夫人がそういったとき、顔の距離がかなり縮んでいた。
僕の膝の夫人を手を取ると、夫人がぎゅっと握り返してきた。
目をつぶる夫人の唇に触れると、握りあった手に力が入る。
僕は階段の音を警戒しながら、夫人のぽっちゃりした身体と密着した。
何度か唇が離して、また合わせることを繰り返し、夫人の歯の隙間を舌先でこじ開けた。
ガチっと歯がぶつかり、分厚い舌が絡み合った。
弾力のある剥き出しになった内股に撫ぜると、
「先生__そこ恥ずかしい」
夫人はそう言ったが、膝を閉じたりしなかった。
人肌で温まった柔らかい生地の感触を指先に感じると、優しく押し込んだ。
あっ__
夫人の唇から、普段よりも高い声が漏れた。
ぷっくりした股間を何度も押し込み、生地の向こう側で割れ目が開いているのを感じた。
夫人の膝は大きく開き、スカートがずり上がっていた。
押し込んでる生地に指を引っ掛けてずらすと、手を潜り込ませた。
「あっ__先生__私、こんなこと初めてで」
夫人は不安そうに言った。
濃い茂みの丁寧に掻き分け、たっぷりの蜜に塗れた花びらに触れた。
僕らはまた唇を貪りあった。
経産婦の膣は初めての経験だった。
柔らかい蜜肉が指にまとわりつき、つぶつぶの天井の壁をこすると、夫人の身体がビクっと震えた。
中でふやけた指で剥き出しにした肉豆を撫ぜると、ぎゅっと手を掴んで、
「ダメ、声が出るから__」
と言う夫人の口を塞いで、何度も撫ぜた。
夫人の股間もうドロドロで下着の内側を汚していた。
夫人の蜜にまみれた手で、服の裾をめくり上げてブラをずらすと、ずっと触りたかった柔肉の塊を持ち上げた。
白い乳房にキスマークをいくつも残し、大きめの乳首に吸い付くと、
「ああっ__!!」
夫人も自分が出した大きな声にびっくりしていた。
「先生、ダメ__あの子に聞こえるから」
その日はそれでお開きになった。
夫人は乱れた服と髪を直し、最後に、
「先生__嬉しかった」
とキスをしてきた。
スカートの中の夫人の余熱に触れると、彼女も僕の股間を撫ぜてきた。
「また、今度」
夫人はそれだけ言うと玄関へ見送った。