其の壱の続きです。
因みに、10年前の話なので、記憶違いは多少あると思いますのでご了承ください。
たとえば、電話は確か向こうから掛かってきたと思うけど、アレどうだったっけ?みたいな感じで。
初電話は10分位で終わった。
再び会話(?)に戻り、会話した内容を反芻したりしながら最後に「おやすみなさい^3^チュッ暖」でその日はおしまい。
それからはもう、いつ会おう?いつ会える?早く会いたい!と、言葉には出さないがメールや会話(?)で相手の気持ちや状況を想像するばかり。
毎日のようにメールや会話(?)を繰り返していたある時、何かの拍子に会話(?)の内容が、カオリさんが何らかの理由とつけて家を出る事の出来そうなタイミングは・・・みたいな話になったので、これ幸いと一歩進んでみた。
初めは、「夜、友人宅に用事で行くって言って出てこれない?」って言ってみた。
カオリさん、最初は「借りてた本を返すとかそんな理由で家を出ても良いけど、でもあまり時間は作れないよ」と言っていたが、次第に「やっぱり夜は難しいかな~」に変わっていったので、ガツガツし過ぎたか・・・と敗北の二文字が頭の中をグルグルと回りだした。
だが、ココまで来て引く事は出来ないし、もう当たって砕けろ!と思って「じゃあ、昼間はどう?」って聞いてみた。
「今度の日曜日に、買い物に行くとか言って出て来れない?」ってね。
すると、「う~ん・・・夜よりは出易いかも・・・」って言葉が出てきたので「じゃあ、○千○のロータリーで○時(2時くらいだったかな)に待ち合わせようよ、目印は・・・○△□の帽子ね」と少し強引かな?と思いつつも約束を取り付けた。
続く