「アナタ、ドヨウビ、ヒマ?」と俺に話しかけてきたのは、同じ職場の22才子供なしフィリピン人の人妻のユミ。小柄で痩せ形ペチャパイの俺好み。「暇だけど何?」「ジャっチョトツキアウ!OK?」 「OK」ユミとはよく話したり仕事仲間達とで飯食べに行ったりするから仲が良かった。土曜日朝7時半に駅で待ち合わせ。俺は早いなぁと思いながらも内心ワクワクしていた。そして土曜日、駅に行くとユミがいた。挨拶もそこそこに理由を聞いた。「ダンナ、パロパロシテル。ダカラキョウ、タシカメルダヨ」(なるほどね)パロパロはフィリピンの言葉ど浮気。しばらくすると「キタ!アレダンナ」見ると真面目そうな人。俺達は旦那さんから距離をとり電車に乗り込んだ。終点の〇袋に着き駅を出て見張っていると、旦那さんの元に若い女性が来た。ユミはすぐに旦那の所へ行こうとしたが、俺が制止した。「ナンデトメル」と言ってきたので、俺は現行犯じゃないとって言った。ユミは憮然した顔をしていたが、「何か頼まれてか頼んで一緒にいたら浮気じゃないだろ?」って言ったら、「ワカッタ。モウチョトダケ」と言ってまた見張る事にした。