エレベータを降りると、俺の部屋があって、同じ廊下の奥に同僚の部屋。観光の前に荷物を置きにきたとき、部屋に連れ込むイメージはできていたが、いざ夕飯を終えて戻ってくると、想定以上にいい雰囲気。成功を確信しながらも、画竜点睛を欠くことを危惧して、細心の注意を払ってエスコートした。
俺の部屋の前まで来て、明日の集合時間を確認し始める同僚に、もうちょっと話そうとドアを開けてみせた。ちょっと躊躇したが、まだ早いしねと、独り言をいいながら、同僚は部屋に入ってきた。
狭い部屋で同僚が俺の前を通り過ぎた瞬間、ほんのり甘い匂いを感じた。そのうえ、念願の爆乳が目の前にある。
もう我慢できずに後ろから抱きしめると、形式的に体をよじって逃げようとしたが、腰を撫で、頬に触れて彼女の肩越しにキスをすると、消極的ではあるが舌をからめてきた。
我ながらな情けないほど興奮して、背後から両手を胸にもっていき、コントロールできずに荒っぽく揉みしだいた。思っていた以上の大きさとボリューム感に、脳内麻薬がぱっと分泌されるのを感じた。
興奮しすぎたのか、そのあとのことがはっきり思い出せない。むちむちの太ももに挟まれて、座位で彼女を壁に押し付けて、思う存分に爆乳を舐めまわし、揉みまくっているところでようやく記憶が戻ってくる。あとから聞くと、彼女も同じだという。平熱の高い彼女の中は最高に気持ちよく、最後は合意の上で、胸にむしゃぶりつきながら、どくどくと中に出した。あまりの気持ちよさに、失神するみたいに俺は眠ってしまった。
結局、それから3泊のあいだ、毎晩毎朝、やりにやりまくった。
帰りの新幹線でも恋人気分でグリーン車に乗り、セックスはしないまでも、人目を避けて濃厚なキスをしたり、太ももを撫でたりしたのはいい思い出だ。
不思議なもので、どちらから約束したわけでもないが、東京に戻ってからは、お互いに何もなかったかのように過ごしている。どういう心理かは、まだよくわからない。