会社で新しい部署を作ることになり、その責任者を任された俺。
部下3人をもらい、他に事務補助のパートを3人を新たに雇用して
スタート。
新たに雇用したパートの中に奈津子はいた。
俺より5歳年上の45歳だった。
大人しく清楚な感じで、見た目も俺より年下に見えた。
仕事の合間に「俺、奈津子さんタイプだな~」などと冗談半分に
声をかけては、「はいはい、そうですか」などとあしらわれていました。
心の中では、(奈津子とヤりて~)と思いながらも行動に移せず、
2年が過ぎ、俺は人事異動で他の営業所に転属することが決まった。
部下達が俺の送別会を開いてくれた。
1時間が過ぎたくらいに奈津子の横に移動し、いろいろ話しているうちに
奈津子が冬は手が荒れてしまって大変とこぼすので、
「そうなんだ、どんな感じが触って良い?」と言いながら手を握った。
「そうでもないじゃん。奈津子さんの手って小さくてカワイイね」と言いながら、
ずっと握ったままにしていた。奈津子も嫌がる素振りは見せなかった。
(ん暖嫌がらないな。いけるかな暖)と思い。
酒もすすんできたので、ちょっと軽くジャブを!
「奈津子さん綺麗だから、飲み会に行くと男が寄ってくるんじゃないかとダンナさん心配するんじゃないの?」とふってみた。
すると、
「そんなこと全くない。ウチのダンナ私のこと全く無関心」
「今単身赴任中であっちにオンナいるとおもう」
「今高校生の息子が進学して家を出たら、私も家を出たい」などなどダンナへの不満が次から次へ。
俺はずっと手を握ったまま、「そうなんだ、いろいろ大変だね」と聞き役に徹していた。
「課長(俺のこと)は、家庭円満で不満何て無いでしょう」と結構酔ってしまった奈津子が言うので、
(よし!ここでもう少し押しとこう!)とおもい、
「いや~、恥ずかしいけど、ウチ最近セックスレスなんで、俺欲求不満なんだ」
すると奈津子が「あら、ウチなんて10年以上レスよ」と乗ってきた。
「へー、ダンナさんもったいないことするね。俺なら奈津子さんが相手なら毎晩でもしちゃうけどね」
「そんなこと言ってくれるのは、課長くらいよ」
とここで一次会が終了し、二次会のカラオケへ行ったんだけど、
俺は奈津子の横をキープし、手をずっと握っていた。
カラオケ店の前で解散してから、しばらく店の前で俺一人待機して、
他のみんながいなくなったのを確認して奈津子が歩いて行ったほうを追いかけた。
「奈津子さん、もう少し飲みませんか?」
「えっ、うん。いいよ。」
俺は奈津子の手を引いてホテル街に向かった。
そしてラブホの前まで来て入ろうとすると
「ちょっと待って。ここはまずいよ!」
「大丈夫だって、俺奈津子さんが好きなんだ」
「課長、絶対後で後悔するって」
「そんなことない。後悔なんてしないさ。ダンナのかわりに俺が奈津子さんをささえていくよ」
「でも、本当にダメだ…」
俺は奈津子を強引に引き寄せ、抱きしめてキスをした。
「ダメだって…」奈津子は俺を押し退けようとする。
しかし、ここまで来て引き下がれるかと、もう一度抱きしめ
キスをすると奈津子は抵抗をやめ、舌を絡ませてきた。
ラブホの前で長い間路チュウしていたが、再度ラブホに手を引いて入ろうとした。
(よし!落ちた。)と思ったが、奈津子が
「今日は本当にダメなの。課長の気持ちはうれしいけど…」
(え~っ、ここまできてダメなの…)と落ち込む俺。
「今日はダメだけど、来週の週末また会ってくれません。その時は課長とどこでも行くから」
「本当!絶対に約束だよ。」
そのあとは、奈津子駅まで送りながら、人目がないところでは何度もキスをした。
次の1週間は異動準備で大忙しだったが、俺にとっては楽しい日々だった。
奈津子を資料室に呼び出してはキスをし、2人だけで事務室にいるときもキスをした。
週末の金曜日にはホテルで泊まることも了承してくれた。
そして、待ちに待った金曜日がきた。
長文駄文失礼しました。長くなったので、続きの奈津子との忘れられない夜のことはまた書きます。