去年夏の夏祭りでの出来事です。
俺は友人孝治と二人で夏祭りを見ながら、居酒屋の出店でを呑んでました。
そこに、見た目生保レディ風の美熟女二人組が前を通り過ぎて行きました。
チラッと目が合いました。
『今くらいの美熟女さんなら有りじゃね?』
孝治が言いました。
『有りだね!』
俺が答えました。
を飲み干し、さてまた祭り見物と思った矢先、先程の美熟女二人組が戻ってきて、出店でを買ってました。
を飲みながらガイドマップを見ていた二人、観光客でした。
気にも止めず、その場を立ち去ろうとしたとき、声をかけられました。
『すいませ~ん、地元の方ですか?』
そうですと答えると、郷土料理食べれるところでお勧めの店ないかと聞かれ、マップを見せられました。
マップ見ていたら、俺と孝治がよくいく店が載ってないことに気づきました。
『☆☆ってとこ、俺ら時々いくんだけど、地元の料理を地元食材使って出すとこがある。安いし地酒地もあっていいとこなんです』
マップにここと記しつけて教えると、せっかくだから一瞬にと誘われました。
祭り見たら飲みに行く予定だったし、美熟女二人の誘いだしと行くことにしました。
店でお互い自己紹介し、美熟女二人は里美と千秋、旦那さんが兄弟で義姉妹とのこと、年に数回、旦那さんに家のこと押し付けて、二人で旅行すると言ってました。
詳しい年齢は隠されましたが、二人共四十代、横浜からきたそうです。
この二人、よく食べよく飲む。
二時間ほどしたら、二人揃ってトイレと立ち上がりました。
しかしなかなかトイレから戻ってこない。
『店内満員だからトイレ混んでるか?』
とか
『会計押し付けてズラかられたか』
など孝治と話していました。
しばらくしてやっと戻ってきました。
すると、場所変えようと言われました。
え?と思ったけど、さっさと店を出ようとされたので、俺らも立ち上がりました。
会計は美熟女二人持ち、俺らも払うと言ったけど、付き合わせたのは私達だからと、さっさと会計を済ませられました。
店を出て、場所変えるって?と聞きました。
二人共相当酔っ払っていて、取ったホテルがボロいから、あそこに泊まりたくないと言い出し、それなら君達(俺ら)と別なとこに泊まりたい、そう言われました。
うそ~と思ったけど、酔っ払い二人はタクシーを止め、俺らも乗り込ませ、ホテルに向かい、清算と荷物を持ちまたタクシーに戻ってきました。