久しぶりに中学時代の同窓会に出た。俺は仕事の関係で30分位遅れた。「A久しぶりだな」と仲間が集まってきた。挨拶もそこそこにして空いてた場所に座った。誰かがビールを頼んだらしく持ってきた。俺は酒類は弱く、飲むと直ぐに酔ってしまうので、あまり好きではなかったが、同窓会と言う事もあり、取り敢えず一杯だけ飲み、後は料理を食べていた。周りを見たら既に酔っ払っている奴や、グループになり騒いでいる奴がいた。いつの間にか俺の隣りに中学時代に好きだったEが座っていた。「久しぶり元気?」と声を掛けた。「元気だよ!Aも元気だった?」「元気だよ!」 とお決まりの会話をした。「Eって更に綺麗になったな~」と言うと「えっ?そう?ありがとう」とモジモジした。その姿が可愛いく忘れていた恋心が目覚めた。「Eって確か結婚してたよな?」って聞くと下に俯き黙った。俺はEに「もしかして地雷踏んだ?」と聞くと小さく頷いた。「ゴメン」「いいよ」と言った。それから「よし!嫌な事忘れて飲もう!」って言ったらクスっと笑い「うん!飲もう!」と言った。 「あっでも俺凄い弱いから潰れたら介抱よろしく」と言ったら「あはっそうなんだぁ!わかった私も強くないからよろしくね」と言った。