2025/10/15 22:19:19
(szuRVqdh)
今から5年前、初めて彼女である、あずさの家に遊びに行った。
初めて彼女の親に会うと言う事もあり緊張しまくっていた。インターホンを鳴らすと彼女が出迎えてくれ中に入ると、とてつもなく色気を放つ女性が立っていた。CHANELの香りに長く綺麗な茶髪にパッチリメークの彼女の母親だった。スレンダーで有ながら出るとこは出ているまさに女性らしい女性で自分からすれば彼女より母親の方がタイプだった。
その日はとにかくずっと母親ばかりを目で追っていた。仕草、言葉使い全て母親の魅力に取り憑かれてしまった。彼女がトイレに立った時に母親がお母さんじゃなくルナと呼んでねと言いたながらスマホ出して!とLINEの交換をさせられた。どうやら彼女が嘘ついて出かけないかを監視する為にフイに連絡するからね〜と言われた。しかし後日LINEがなると買い物付き合って〜車で迎えに来て〜と言うものだった。家に迎えに行くと先日とは違いアップにした髪に胸元の開いた服にタイトなスカートでさらに色気がムンムンだった。沢山買い物するか男手が欲しくてごめんね〜と軽くタッチされた。買い物中一緒に歩いていてもすれ違う男がルナさんを見ているのがわかった。少し自慢気に歩いていると腕を組んできた。離れて歩くの嫌じゃん!と笑う彼女に完全に惚れてしまった。少し休憩しようとカフェに入りルナさんの話しを聞いた。どうしてそんなに色気が?と聞くと色気ある?と笑いながら昔さぁクラブで働いてたのよ、一応No.1だったのよと教えてくれた、だからかぁと納得をしたが気になっていた旦那の事を聞くと、別れたのよ3年前に女作ってでて行ったの…と言った。自分はルナさんみたいな人を捨てる男がいるんですか?俺なら絶対に離さないですよ!と言うと、え〜本当?嘘でも嬉しいなぁ娘は幸せだ!ゆうくんみたいな彼氏で。と笑った。
実はあずさとははうまくいってないと言うか他に居るんじゃないかと感じてますと答えた。
えっでも他に居れば家に呼ばないでしょ?と言ったが。実はあの日も微妙な感じでもうお母さんに行ったら来てと言われ行った事。あの日以後、彼女が他の男と歩いてるのを友達が目撃した事を伝え。正直、自分自身もルナさんに一目惚れをした事を伝えた。ルナさんは、アラ!こんな年増なのに?と笑った。あずさより魅力的であり全てがタイプだと言うとストレートだねぇ嬉しい。でもそう言う事はあずさと別れてから言ってくれた方が嬉しいかな?と言ったのでその場であずさに電話を掛け別れようと告げると案の定わかった!私も好きな人できたからさよなら!とあっさりしたものだった。それを聞いたルナさんはしばらく無言であずさも何考えてんだかと困った顔をした。その日はそのまま買い物を済ませ家に送った。