娘を持つ父親として、娘が作る料理を食べられるのは、幸せだと思う。
ただ、今回は娘と同じ年頃の女の子と一緒に作って食べられる事に親としての疑似体験できると共に、
少し気になる女性が自分の為に作ってくれるのかと思うと感無量である。
たとえそれが、一宿一飯とまでは行かないけど、もも香にはお礼的な意味合いが強いのだろけど、
受け手側の意識の違いで、気になる女性の手作りというのはこの上ない贅沢な夕食となる。
冷蔵庫の中から、肉と野菜を出しキッチンのテーブルに並べる。
普段から料理をするもも香に献立とメインのおかずを任せ、私は、汁物を担当した。
水洗いして野菜をカット、フライパンで炒めたり、鍋で湯がいたりとなるほど手際がいい。
『もも香ちゃんと結婚する男性は幸せだね、毎晩、可愛いお嫁さんが美味しい手料理意を作って待っていてくれるなんて。
もう、気になる人とかいるの?』
二人で並んで料理をしながら、つい会話は若い女性にはセクハラ的な質問になってしまった。
『ゴメン、ゴメン。
こういうのは会社でもセクハラですよ、と注意されるんだよね、ごめん、忘れて。』
気が緩んでしまったか、それとも嬉しくて箍が外れたか。
とにかく、あれよあれよという間に料理が完成した。
とても、余り物で作った物とは思えなかった。
ご飯も美味しく炊けた。
【こんばんは、
もも香の作る料理が和食よりなのか、洋食よりなのか分からないので、
和食なら、なめこの味噌汁、洋食なら野菜たっぷりのコンソメ味スープにしてください。
娘の名前、“春奈”ですね、私も間違えて春香になってました。
春奈で、了解しました。】
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