まるで彼氏との行為を見られているような気持ちになるくらい、言い当てられてしまう。同級生の彼は性欲自体は強いため、チャンスがあれば行為は求めてくる。
でも、凛花が感じているかはあまり気にしていないのか、挿れられるくらいには濡れているから感じていると思うのか、程々の愛撫のあとにすぐにフェラや挿入を求めてくるのだ。
でも、そんな彼とのエッチを言い当てられたことに対して凛花が感じたのは恥ずかしさではなく、安堵だった。言いてられるということは、この状況は凛花だけではなく、悩みとして抱えている女性が多くいるということだと解釈したのだった。
自分だけではない、自分がおかしく、自分が特別いやらしいというわけではないのだと思えると、より自己開示のハードルが下がった気がした。
『そうなんです…宗くんさんの言うとおりです。本当はもっとゆっくり進めてほしいんです…。』
「宗くん」は凛花よりは確実に年上で、立派な大人なのだろうと思う。
普段の凛花ならば「さん」は付けないけれど、相談に乗ってもらっているのだからと敬称をつけ、敬語にも気を付けていた。
(みんな、そう思ってるんだ……。
動画の人たちもきっと、宗くんにこうやって悩み聞いてもらって、会ってしてるんだろうな…。)
返信を待つ間、そんなことに思いを馳せる。会うなんて夢のまた夢だと思っているけれど、もし会ったら…なんて想像してしまう。
(きっと、宗くんなら……)
さっきまで触れていた体がまた熱を持ってきたような気がして、もじもじと足を擦り合わせる。
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