「…。」
小さく頷き、舌をひっこめる。
その視線はまっすぐ此方を向いたまま。
意思がないわけではない。
ただ、こちらの言葉の全てに首を縦に振っている。
知識も常識も、十分なはずだ。
今のこの行為が異常な物であることを理解していないわけもないだろう。
なのになぜ…。
美味しい思いをしながらも、男はそこを見極めるには至っていなかった。
(普通に考えて…おかしいと思うはずだ…。
それでも優菜は応える…。
本当に最高だな…。
都合が良すぎて怖いくらいだ…。
こんな自堕落を絵に描いたような男の…。
止めた会社でなんて言われたか…。
汚い…臭い…だぞ…。
別に風呂に入らなかったわけでもない、髭だって沿っていた、髪も短く整えていた。
でも、ちょっと太っていただけでこれだ…。
ま…そんなことを言っていた奴らのぱんつも…トイレも…全部覗いて撮ってやったけどな…。
そんな底辺以下男の、平均以下の租チン…。それを丹念に舐めてくれる…。
漫画じゃ、ちんぽだけはえぐい、なんてこともあるだろう…。
でもそうじゃない…、普通…普通以下。
自分で言うのもなんだがな…、臭いと思うぜ…。
それを…。)
「美味しかった…か…。よかったよ…。気に入ってもらえて…って言い方はあれだけど…。
堪らず吐き出してもおかしくなかったからね…。」
その言葉に男の股間は再び震える。
絵面的には、口に含んだものを飲み込んだだけ。
問題は誰の、何を飲み込んだか…だ。
(南野…わかるか…?
優菜は…俺のチンカスを…、ただただ社会に不適合な男のチンカスを、美味しいって…言ったんだぜ…?
貰えたって…。
押し付けられた、舐めさせられた、飲まされた…じゃなく、もらえた…ってな。)
「苦しくない…と言えば嘘になるが…。
っと、優菜ちゃん…また間違ってるぞ…?
これはあそこ、じゃなくてちゃんとちんぽ、か、丁寧に言うときはおちんぽっていうようにって…言わなかったかい…?
珍しいね、いつも簡単に覚えて身に着けてしまうのに…。」
基本的には言われたままを口にし、覚え、実践する優菜。
しかし時折、必要以上に飲み込むだけでいい物を咀嚼して見せたり、
かと思えば表現をオブラートに包むときもある。
それがかえって、思考を停止して従うのではなく、ちゃんとそこに優菜の意思があることを感じるわけだが…。
「順調なのはそうだよ…。
でもね、それは今の話さ…、ずっと余裕があるわけじゃない。
勉強がおろそかになることを、南野も良しとはしないだろう。
そうだな…。
ケアを…、お掃除をこれからもしたいと言ってくれるなら…。
来てもらう日を増やして、一日の勉強の量を分割して振り分けるか…。
ケアの為に来てもらう日を作るか…。
どっちにしても、優菜ちゃんから南野に話をしてもらう必要が…出てくるんだけど…。」
(そう…、チンカス処理の為に来る機会を…増やすことになるんだよ…。
どんどんチンカス臭が漂う妹に、成長しちゃうぜ…?南野…。
社会不適合のチンカスを味わう…妹にな…。)
男はそんな言葉を口にしながら、初日から続く口淫。
フェラチオが中断になるかもしれないことを特に気に留める様子を見せない。
やんわりと、優菜が舐めたいなら、飲みたいなら、言うような表現を織り交ぜ、都合の良い性処理としての沼に引きずり込むように。
それも、希望するなら自らの意思で兄に事情を説明させるという手段を取ることで後ろめたさを意識させ、より口外を防ぐ意図もあった。
卑怯、姑息、醜悪な性癖を満たすには、これ以上のない恰好の存在…優菜。
【なるほど…大切な物…ですか。
それだと確かにそうですね、射精という工程は必ず必要になるのでしょうね。
少し申し上げたような仮に下着を見られたり、トイレを覗かれてもそこにはいきつかない。
だったら、下着を盗まれて射精されて汚された物が後日返ってくる…などの方がまだ近しいシチュエーションなのでしょうね。
興奮を覚えていくことはない、ということで承知しました。
となるとやはり、性感帯かそれ以外かに関わらず、こちらで優菜さんに触れてどうこうという描写にはならないのでしょうね、承知いたしました。
貴女さえ興奮していただけるなら、それで構いません。
言葉巧み…嬉しいお言葉です。
適宜で構いません、このように希望であったり、特にお気に召した表現をフィードバック的に頂けると今後に生かして行けそうです。】
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