あやかが看護実習から帰って来てからなにか様子が違う。
どう言ったら良いかわからないけど、一皮剥けたと言うか
少女から女へとの過渡期なのか・・・。
学費を稼ぐためにしていたバイトも最近ではお休みの日も
家に居なくなっていた。
ちさと「あやか、最近変わったね・・・何かいい事あったの?」
あやか「え?変わってなんかないよ・・・もう直ぐ卒業だし、何かと忙しくて」
いずれは巣立っていくもの・・・そうは思っていたが、ずっと
仲良くして来た姉妹の様な私達・・・。
そして、卒業の日・・・。
私は卒業式に参列するつもりだったが、あやかが私が忙しいそうだと参列を拒む。
なんだかおかしいと思ったが、やはり親離れなのかと自分に言い聞かせる。
そしてあやかから話があると切り出される。
あやか「ママ・・・会って欲しい人が居るの・・・」
ずっと気になっていた男の影・・・。
いずれは巣立ってしまう・・・。
そうは思っていたが・・・いざ直面すると・・・。
女手ひとつで育ててきた娘を・・・。
自分の過去からキチンと相手を見極めよう・・・。
ちさと「ええ、わかったわ・・・」
それが、私たち親娘のとんでも無い未来への扉を開く事になろうとは
この時想像も出来なかった・・・。
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