膝の上で手を固く握りしめ、小さな声で答えた。
「……わかりました……」
胸の奥がざわつく。
浩司に連絡していいと言われたのは救いだったが、同時に「監視されている」ということもわかる。
1年間、この家で、この男と暮らすという現実が、改めて重くのしかかってきた。
男の大きな手が、再び瑠璃子の腰に回される。
臀を撫でる指の感触に、身体がびくりと反応してしまう。
不安と羞恥で目が潤む。
テレビボードの脇で、キラッと光った。
それが監視カメラだと気づいた瞬間、瑠璃子は唇を強く噛んだ。
全部見られてる?
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