「あ、あの、明日香ちゃんだよね…?ちょっ、入ってこないで…っ!」
ドアを必死に押して明日香を追い出そうとするが、まともに運動したことがない細腕では力不足で、力に負けてよろめきながら入室を許してしまった。
驚きすぎて頭が真っ白になり、部屋の真ん中で全裸のまま立ち尽くしてしまったが、明日香は「沙耶女王様」のまま、ソファに腰掛けてタバコに火をつけた。
自らの部屋であるかのような振る舞いだが、それを咎めることなどできない。
着衣の有無だけではなく、明確な立場関係が出来始めていた。
「ち、ちがっ、コ、コースは間違えたの…っ!」
明日香が笑いながら指摘すると、顔を真っ赤にしながらバレバレの嘘をつく。
風香は、両手で胸と股間を隠してモジモジしているが、明日香は何故か堂々としていて。風香の意思を聞くこともなく、慣れた手つきで店に連絡まで済ませてしまった。
「あ、あの、明日香ちゃん…?智樹にはお店で働いていることは内緒にしておくし、お互いに無かったことにしない…?その、血は繋がっていなくても家族なんだし…」
弱々しく口を開くが、それを無視して首輪が嵌められる。
間近で見る明日香の顔立ちは、両家挨拶で初めて見た時にも感じたが、童顔だが整った綺麗な顔立ちで、正直好みであった。
耳元で囁かれる女王様としての言葉は、脳を揺らして子宮に響き、がくっと力が抜けそうになってしまった。
(家族でこんなのダメなのに…、しかも明日香ちゃんは年下…。でも、ボンテージ姿…、すっごく似合ってる…)
白い肌によく映える黒いボンテージ。裸足の風香とヒールの明日香では身長差ができて、鋭い目つきにポーッと見惚れてしまう。
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