しばらくサイトを見ていると返信を告げる音が鳴った。
「まさか…」
逸る気持ちを抑えてメッセージを開けてみると、先ほど送った広瀬さんからの返信だった。
「本当に来るとは…これは楽しくなりそうだ」
広瀬さんからの返事を何度も読み返し、熟慮した。
「どういう調教…か。確かにあっさりは詰まらない。んん…どう返事をしようか…」
せっかく訪れた機会を逃したくはなかった。
性欲を満たすだけなら金で解決出来る。
だが、今回は違う。
性欲以上の、もっと上位の精神的な欲望。
それを満たしてくれる存在ではないかと感じていた。
『お返事、ありがとうございます。多少のSM経験はお有りのようですね。調教についてですが、もちろん肉体的な快楽は必要だと思いますが、身勝手な自分本位の性欲を満たす為だけの調教は望んでいません。
お互いが満足出来るようなそして信頼関係が出来るようなプレイを望んでいます。
どんな言葉…どんな態度で…とありましたが、高圧的な態度や言動は好みではありません。
ただ、それでも俺に従いたくなるような、そんな調教を望んでいます。
もし興味がなければ返信は結構です」
最後の返信は結構です。は、相手を試す。支配する為の布石だった。
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