契約書の最後の欄に、自分の名前をゆっくりと書き終えた瞬間
ペンを置いた私の指が、わずかに震えていた。
これで本当に、一時的とはいえ、自分の人権を自ら手放したのだという実感が、じわじわと胸に染み込んでくる。
有里さんの声のトーンが、明らかに変わった。
「署名も問題ありませんね。ではこれにて契約は完了となります。」
表面だけに浮かべていた笑みが消え、声が低く冷たいものに変わる。
その変化に、私は思わず息を飲んだ。
「赤崎エリナ、とりあえずエリナと呼びましょうか。立ってこちらに来なさい、速くしなさい!」
突然の厳しい声に、身体がびくんと跳ねる。立ち上がろうとするものの、足が一瞬もつれてしまう。
「契約書にもあったでしょう?担当調教師の命令には即座に、かつ絶対に従っていただくと。
今日はまだ初日ですからいいですが、明日以降は即座に教育させてもらいます。」
本気だ。
この人は、本気で私をポニーとして扱うつもりだ。
「ポニーガールに人間様の服は不要ですね。すぐに脱ぎなさい。脱いだなら体を隠さずに直立していなさい。」
当たり前のように言われた言葉に、ちょっと驚く。服を着る権利すら、もう私にはない。
「は、はい……」
指が震えながら、ブラウスの裾を掴む。
一枚ずつ脱いでいくたびに、冷たい視線が私の肌を這うように感じる。
ブラもパンティも脱ぎ、全裸になった瞬間——
有里さんの目が、獲物を観察するようなものに変わっていた。
温かさは一切ない。ただ淡々と、私の裸体を上から下まで値踏みする視線。
私は必死に手を体に当てようとするが、すぐに鋭い声が飛ぶ。
「体を隠すな。直立していろと言ったはずだ。」
「っ! は、はい!」
両手を下ろし、肩を窄めながらも、必死に背筋を伸ばして立つ。
全裸で、乳房と秘部を晒したまま、ただ立っているというだけの行為が、こんなにも屈辱的だとは思わなかった。
その時、部屋のドアがノックされ、受付で対応してくれた女性が入ってきた。
「ありがとうございます。体験施設へ移動する前に準備をします。
彼女はアカネ、今回の私のアシスタントを務めてもらう調教師見習いです。」
佐山アカネさん
さっきまで優しげだった表情はすっかり消え、冷たく無機質な視線で私を見ていた。
「エリナの持ってきた荷物、着用していた服、それらはすべて体験には不要ですので、こちらの箱に入れてください。」
私は震える手で、自分の服やバッグを箱に詰めていく。
少しでも体を隠そうと前屈みになると、アカネさんがすぐに指摘する。
「背中を丸めるな。胸を張って。ポニーなら、自分の体を恥じる権利すらないのよ。」
もう、完全にポニーとして扱われている。
裸のまま荷物を詰め終え、再び直立させられた私は、ただ二人の視線に晒され続けていた。
有里さんの冷たい観察と、アカネさんの蔑むような視線。
そのどちらもが、私の身体の奥底を熱く疼かせていく。
部屋の隅で、アカネさんが大きな黒いケースをいくつも開け始めた。
私は全裸のまま直立を強いられた状態で、ただそれを見つめ続けることしかできない。
心臓の音が耳の奥でうるさいほど鳴っている。
アカネさんは無表情に、慣れた手つきで装備を一つずつ取り出していく。
その冷たい横顔を見ているだけで、背筋がぞわぞわと震えた。
「まずは基本のハーネスですね。」
彼女が手に取ったのは、黒い革と金属でできた複雑な拘束具だった。
細いウエストを容赦なく締め上げるコルセット部分は、無数のスチールボーンが背骨をギリギリと圧迫し、強制的に背筋を反らせる。腹部を完璧に抑え込まれたことで、行き場を失った肉体はすべて上へと押し上げられる。アンダーバストを強固に支える半円状のレザーカップは、ポニーの誇りを誇示するように、豊かなバストを限界まで高く、不自然なほどピンと上向きに突き出させる構造をしていた。コルセットにはカートを連結するための、いくつものDカンが付いていた。
【初めにコルセットの説明しましたが、ヘッドハーネス、首枷、ハミ、舌を抑えるステンレスのベロ、アームバインダー、ブーツ、アナルプラグ、ニップルリングまたは、ニップルピアス、ヴァギナオープナー、クリトリスリングまたはクリトリスピアスなどポニーガール衣装に、こだわりたいです。有里さんの考えも取り入れて欲しいです
事務所で行うか、牧場に移送するかなどシーン設定もありますね。アカネさんの経験者というのも良いですね。】
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