バイブの振動は、複雑だった。
佳奈がイキたくて、激しく腰や身体を動かせば、イクことは出来た。だが、朝まで!と、言ってしまった佳奈。
(体力を使わないように、我慢しないと…)
しかし、ここは丘の中腹の駐車場から、少しだけ入った金網のフェンスで、10分もしない間に、一台の車が通過するペース。大きなマフラー音が、続いてブーン!と、通った時に、
(ハ、メ、ツ、
もう1人の佳奈が)
車が止まって、何人かの男が降りてきて、乱暴に犯されるのよ。アアァ……、そんな自分を想像して、弱の振動でも、激しく身体を動かしだした佳奈。
コブ縄を使って、簡単に1度イッてしまった。
12時を過ぎ、車の通る台数もかなり減った頃、
1時間の経過だったが、佳奈にはどれくらいの時間か?全くわからず、イッたのは1度だけ。
平穏な、時間だったが。また、車は一台、二台と通過して、佳奈はドキドキしながら、朝まで時間は長い。
あまり、昂らないよう抑えて我慢していた。
が、恐れていた事!か、
一台の車が、丘の中腹の駐車場に、車を停める音が聞こえた。
(エッ…!誰か…、来た?…駐車場に停まった!?)
伸二様の車の音では無かった。が、確かに一台の車が、駐車場に車を停めた事が、佳奈にはわかった。
(伸二様、誰か……人が、…来たら、
佳奈、どうすれば………。)
もう1人の佳奈は、
(佳奈、良かったじゃない、あなたは、もう破滅!…しかないのよ。知らない人に見つかって、酷い目にあいなさい!)
また、気持ちが昂って来た佳奈は、腰をモジモジさせたが、イクことは我慢していた。
佳奈は静かにしているが、ガサガサッ……カタッ!カタッ!カタッ!……
足音から、2人が近づいてきているのはわかった。
(男女??カップル?かな?……)
佳奈は、近づいていて、見つかる!
どうしよう?…とドキドキしていたが……
「わあッ……!キャア…、、何!コレ!……」
女性の何コレ!の言葉で、カップルに見つかってしまったことが、現実になった。
カップルの男は、
「どうしたんですか?こんなところで…
僕たちで、何かしましょうか?」
なかなか、返事をしない佳奈。
「すごい格好……SM??ってヤツ??
事件??だったら、
警察に電話する??」
警察!は、ヤバいと思った佳奈は、ようやくカップルに話しをし始めた。
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