ーーーーー永瀬家、リビングーーーーー
ソファに並んで座り、莉奈母に写真を撮って貰っている莉奈と宙斗
莉奈母に促されたからなのか、二人の手は固く結ばれている。
「プリクラ??いいけど、僕操作したこと無いから、操作は任せることになっちゃうと思うけど、それでいいなら撮ろうよ。スマホとかに貼っておけば、彼女アピールできるし、それもこんな可愛い彼女なら僕も鼻高々だし(笑)(前田君も親しそうなプリクラ見れば、諦めてくれるだろうし…)」
莉奈母「ちょっと二人共、親の目の前でいつまでも見つめ合っていないでよね(笑)」
その言葉で我に返り、慌てて手を放し少し距離を取る莉奈と宙斗
その後何枚かの写真二人で選び、准一にメールする宙斗
「あっ、もうこんな時間。またすっかりご馳走になってしまって、申し訳ありません。すごく美味しかったです、ごちそうさまでした。」
宙斗がそう言うと、莉奈父が「明日の土曜日、ふたりはどうするんだ?」と。
宙斗が困った顔をしていると、莉奈母が、
莉奈母「親の目の前で打ち合わせなんてできませんよね(笑)約束はスマホでするでしょうよ、ねっ、莉奈ちゃん。宙斗さん。」
「えっ、ええ…まあ……そうだ莉奈さん。良ければ明日美術館付き合って貰えませんか。丁度国立美術館で〇〇展やってるはず…一回見に行きたいと思ってたんです。」
莉奈の答えを聞き
「帰る道すがら間違いないか調べて、改めて電話かメールしますね。」
「今日も本当にごちそうさまでした。今日はこれで失礼します。」
そう言うと永瀬家を後にする宙斗
ーーーーーサカモトーーーーー
准一「おっ、また宙からメールだ。なになに?NOW2だと…」
添付されている写真は、上目使いで宙斗を見る莉奈と、その視線を優しそうな表情で見つめ返す宙斗という構図。
藍「今度の写真、二人想い合ってるのが伝わってきません?」
准一「そうだな、俺自分から彼女のこと見せろって宙に言っておいて、少し妬いてますよ(笑)」
皆で写真を見ながらワイワイ話していると、座敷から海斗と沙栄が出てきて帰っていく。
沙栄は帰り際、准一や坂本息子に意味深な視線を送って行く。
藍「気が付きましたか?あの女の視線。完全に狙ってる目ですよあれは。
誘われたらどうします?准一さん、〇〇君、店主の皆さん(笑)」
全員「勘弁してよ…」
准一「そうだ、グループ◯◯◯宙と莉奈ちゃんにも教えないと。」
藍「莉奈にはあたしから伝えておきますね。」
准一「じゃあ、宙には俺から。」
ーーーーー沙栄&海斗ーーーーー
海斗「沙栄、帰り道ちょっと寄りたいとこあるから、付き合ってよ。」
沙栄「どこ行くの?」
海斗「駅前のレンタル屋。見ながらしようよ。
流石にサカモトじゃ最後まではできなかったからさ。」
沙栄「借りてホテル行くの?」
海斗「いやお金勿体ないから帰ってしようよ。」
沙栄「ふーん、まあいいけど。(ホテル代けちるなんてしけた男。まあ私は都会の住むところさえ確保できれば、後は色々とつまみ食いを…って前から来る男、海ちゃんにそっくりじゃない。)」
沙栄がそんなことを思っていると、海斗がレンタル屋に入っていく。
海斗は前から歩いて来る宙斗に気が付いていなかった。
海斗「沙栄、行くよ。」
沙栄の腕を引っ張りレンタル屋に入っていく海斗。
ーーーーー宙斗帰宅後、マンションーーーーー
「駅前のレンタル屋に入っていったの、あれ海だよな。一緒の化粧の濃い女どこかで見た気がするんだが、どこでだったかな?」
調査会社の友人からもらった写真の存在を思い返せない宙斗。
真っ暗な宙斗の部屋の方向を見ながら
「そうだ、海の事なんてどうでもいいんだ。莉奈に電話と。。」
莉奈のスマホへコールする宙斗だったが、呼び出し音が鳴るだけで莉奈が出る気配は無い。
「お風呂でも入ってるのかな?莉奈ってどこから洗い始めるんだろ?
あの体を手に入れられるまでもう少し…我ながらよく耐えたよな。
おっといかん、メールで用件をと…」
【莉奈、さっきはごちそうさま。話した〇〇展、国立美術館で開催してる。
明日時間があれば一緒に行かない?連絡待ってます。】
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