「いえいえ、海斗さん、お若いですよ。
ランドは歩くから休憩しながらじゃないと疲れちゃうんです。
オムニバスですね、あのバス、乗ったことないですが乗れますよ。」
食事をしながら楽しいのか莉奈の顔は綻びっぱなし。
「だってここまで海斗さんがコースター苦手と思わなかったんです。
もう一つの方は乗るのやめましょう、その代わりと言ってはなんですがコースターの裏側が見られる汽車に乗りませんか?
意外と穴場なんですよ。」
写真を見ながら今、私たちってカップルに見られてるかなぁ?と考えている。
-----休憩中の会話-----
「マグカップは私が使いたいって我儘だから私が…、井ノ原さんご夫婦のは革のキーケース、はい、やはり折半にしてもらっていいですか?
少しやはり背伸びでした、苦笑」
何度か繰り返したやりとりあまり断ると海斗が不機嫌にならないかと心配してのこととあまり断り続けると失礼じゃないかと考えてのことだった。
本物の海斗が忙しなく働いてることを莉奈の頭には一切過ぎらない。
-----花火の時間-----
「海斗さん!お城の前で見たいです!
お城と花火、たまに飛行機が通るのでタイミングよかったら撮れます!」
いつの間にか莉奈からも手を繋ぎこっちです。と軽く引っ張りお城前に…。
「この位置がいいんですが二人並んでは無理そうですね。」
1.5人分の幅、莉奈の後ろ半分に海斗が立っている。
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