ふと目が覚める。時間を確認しようとスマホを見ると、クラスメイトからのラインが来ていた。通知画面にうつる冒頭の文字列に心臓が跳ねる。
先輩がみほ先輩と?偶然?・・昔噂になった2人で、当時は祐一がみほ先輩に告白したが振られたのだと噂だった。結局みほ先輩は更に先輩と付き合ったんだっけ。
まさかまだみほ先輩のことが?裏切られた気持ちになった。・・けど、先に裏切ったのは自分だっけ、と気付く。ちょっと泣きそうになった。
また先輩に本当なのか聞かないと、と思った。祐一からも返信が着ていたけど見る気になれなくて、未読スルーした。
寝れずにいると、博昭が部屋に入ってきた。目に溜まった涙をこっそりと布団で拭いた。また何を言われるか、何をされるかわかったもんじゃないから。
「・・さっきのハーゲンダッツ食べる。寝てるのも飽きたからリビングいっていい?テレビみたい」
普段あれだけ反抗的なのに、許可を取るところがまだ16歳らしい。体を起こし、ベッドの傍らに立つ博昭を見上げる。
【ピンチです・・優しくされたら弱音吐いちゃいそうです。笑】
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