普段から、運転に特に注意を払う事はないが、周りの車の動きだけには注意を払っていた。
こちらが悪くなくとも、相手から突っ込まれることもあるのだから。
そのせいか、バックミラーとルームミラーにはよく目を動かしているのだが、
気のせいか、比奈の友達の真緒ちゃんと時々、目が合うような気がした。
気のせいだろうと思いながらも、時々、後続の車の動きを見るためにルームミラーで見ると、じっと見ていたり、さっと逸らしたりする気配がする。
一人娘で甘やかして育った比奈は、我慢が利かない。
しょうがない奴だなァと思いながらも、父親は娘にはどうしても甘やかしてしまう。
そういえば、佐々木さんとこは早くに旦那さんと別れたらしいと聞いたのを思い出した。
母親一人で育てるのには、並大抵の苦労ではなかったろうにと思うが、
よくもグレずに真っすぐに育ったものだと真緒ちゃんをみて感心し、母親の苦労を慮った。
そのせいか、比奈と比べても、あまりキャピキャピとはしゃぐタイプではないようで大人しい印象がある。
いい友達と付き合って比奈は幸せだなと、素直に思った。
『そろそろ、パーキングがあるはずだから、トイレ休憩しようか?』
誰に声をかけるともなく、車を減速させ、左車線からパーキング内に車を滑り込ませて、トイレに近い場所で停車すると、エンジンを切りトイレへ向かう。
【懐かしいと仰るところをみると、ご経験が御有りのようですね。
年頃の娘の扱い、接し方は難しい。
触らぬ神に祟りなし、です。笑
十分伝わってきていますよ、安心してください。
時間が遅くなってしまいましたので、続きは明晩という事でよろしいですか?
レスを入れておいて頂ければ、と思います。】
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