私は車を待つ間も朝の業務をこなしていた。だが、何気なく視界に入る真里亞に落ち着きが無い様子が無かった。
改めて見ればここで真里亞と身体を合わせた時と同じ様な格好で、泊まりとはいえ少し過剰な量に見える荷物…私なんかはさほど大きくないボストンバック1つだけ。
私は真里亞に話し掛けた。
「高平さん、いつも泊まりの時ってそんなに荷物持ってくの?」
何気ない私の問い掛けに、目が泳ぎまくる真里亞…ピン!ときた私は…
「もうちょっと時間あるようだから、高平さん…荷物チェックしようか?…もちろん、社長としてのチェックだからね。タレントさんの管理も仕事のうちだからね。」
そう言うと、私は真里亞から旅行用バックを取り上げた。
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