「私だってこんな邪魔なもの、いつまでも持っていたくないんだ…。
分かったら、無駄な抵抗をする気を…その手から抜くんだ。」
強張った身体、恐怖も相まって震えるその身体を優しく撫でるような動き。
しかし首元に感じるひやりとした金属の感触が、歩美の硬直を解かせない。
胸元を弄るように動く左手、対して首元に突き立てるナイフを持った右手。
快感を感じでもすればそれでも体を震わせてしまい、傷つくことになる。
「動くなよ…?
余計なことをすれば予備があるからな…?」
あえて手に持ったナイフを背後に収めると両手を自由にする。
力でも負けるはずはない。
そう思いながらも念には念を入れたのは経験故。
死ぬ気になれば相手が男でも、というのはよく聞く話。
投げやりで襲い掛かるレイプ魔とは違う。
秀逸に計画された行為だからこそ、男も油断はしない。
油断があれば、金的攻撃、あるいはナイフを奪い取っての形勢逆転。
多少傷つけたとしても正当防衛は明らか。
それだけの可能性さえ加味した上で犯行に及んでいた。
十分にどすを聞かせた声で恐怖で縛り、両手は堂々と女の膨らみを弄る。
乱暴にはしない。
ボタンを一個ずつ外していく。
引きちぎれば外に漏れる可能性を上げる。
片手でブラ越しの乳首を探り、刺激しながら反対の手がブラウスをはだけさせていく。
後ろではスカート越しに尻の割れ目を、興奮した男の股間が擦り上げながら、先々を予見させるように。
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