「…っ。」
必死の抵抗か、女が勢いのままに鍵盤を強く叩けばけたたましい音が室内に響き渡る。
少し驚いてしまうも、その程度で手が離れてしまう、逃がしてしまう程の事ではない。
問題だったのはその後。
何とか逃げ出そうと意を決したのか、ヒールの踵が思い切り足を踏みつけてきた。
鋭く、鈍い痛みが襲い掛かってくる。
「…、大人しくしていればもう少し優しくもしてやったんだがな…。
そう言うつもりなら…、覚悟しろよ…?」
必死の抵抗が、男の神経を逆なでてしまう。
そのまま女の身体をピアノにぐっと押し付けるように、体重をかけ、逃がさないように押さえつけると右手を自由にする。
僅かに腰と尻の間にスペースを作ると、その右手で一気にスカートを捲り上げた。
バチンッ
と、激しい破裂音と共に、その大きな手が下着越しの女の尻を弾き上げる。
そして打ち付けると同時に、その太い指先が肛門からやや下、縦筋をなぞり上げくねらせながら下着を秘裂にめり込ませていく。
強くしばき上げ、なぞり、刺激する。
強引で乱暴なアプローチ、しかし、大きな音以上にそれほど痛みが押し寄せてはいかない。
驚くほど大きな音を響かせても、尻を叩かれているという事実を強く知らしめるだけ。
強引で乱暴なアプローチ、しかし、暴力で貶めようとしているのではなく、立場をわからせるかのように。
「…。」
太くて長い指先が幾度となく縦筋をなぞれば、屈辱的な感覚以上のモノもこみ上げてくるかもしれない。
そして女の耳には、カチャ、カチャ、と何かが外れる音が届く。
尻への攻撃がしばし止んでいた。
右手が腰元のベルトを開放している音。
そしてゆっくりと、露出された男の肉棒…その先端が下着越しの割れ目にあてがわれる。
圧倒的な熱、存在感。
もう逃がさない、覚悟しろ、その言葉を体現するように。
亀頭の厚さ、竿の太さ、長さ…を覚えこませるよう縦筋から肛門にかけてのラインを、しゅ、しゅと擦りあわせ始める。
【遅くなり申し訳ありません。】
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